関ヶ原 誰が大合戦を仕掛けたか | 龍の毎週つまみ読み 書評

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いよいよ始まった2009年。

今年の目標は、考え中。


未曾有の不景気の中、攻めるべきか守るべきか。


仕事ではいつも判断が大切です。


今日の一冊は、判断が勝敗を分けた戦いについて。

関ヶ原―誰が大合戦を仕掛けたか (PHP新書)/武光 誠
¥735
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日本史上、空前絶後の規模での大合戦。


この戦いがどうして起こったのかを考えるのが、本書のメインテーマです。


東軍 徳川家康、西軍 石田三成の戦いは、一日でその決着がつくという規模の割にはあっけないものでした。そこには、小早川秀秋の裏切りが影響したわけですが、本書ではもう少し大きな視点からこの戦いをとらえようとしています。


すなわち、豊臣時代がどのような時代であったか?


混乱の戦国時代を終わらせた秀吉が築いた社会は、平和で一般庶民が以前よりは住みやすい世の中になったと思われています。


しかし、そうともいえないようです。秀吉の時代では、一部の武士と有力な商人が世の中を動かす社会だったようなのです。


また、本書では関ヶ原に参戦した大名それぞれの個人的な事情についても解説しています。


時代の流れと個人的な事情。この二つが重なり、関ヶ原が起きたということです。


その結果は、江戸という庶民が中心の平和な時代が訪れました。


そういった一人一人の思いが時代を変えていくとしたら、今の日本も良い方向に変えられるのかもしれません。


龍.