平将門 | 龍の毎週つまみ読み 書評

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一週一冊。ジャンルで多いのは、ビジネス、文芸、歴史、教養、社会、時々ミステリー。

読んだことのない本でも、"つまみ読み"した感じになります。

フレーズどんどん使ってください。

冬はあまり好きではありません。

特に車の運転が。


道が狭くなり込み合い、時間が倍以上かかります。


今日は歴史ものの一冊。

平将門―坂東八ヶ国を制した覇王 (PHP文庫 り 1-2 大きな字) (PHP文庫 り 1-2 大きな字)/竜崎 攻
¥720
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「平将門」というタイトルの本はいくつか出ています。


それらの中には、史実に基づいた解説書的なものから、脚本を施した物語的なものまで、さまざまです。


本書は、将門の人間関係を中心に物語的な要素が強いです。また、戦での描写が少ない分迫力に欠ける面があります。反面、あまり時間もかからず読むことができ、気晴らしにはいいです。


ただ、歴史ものの難点は、歴史の結末を知っているため、驚きの結末ということはほとんどないことです。


本書も将門は悲劇的ともいえる最期を遂げるのは、教科書通りです。


一族の争いから始まり、地域の豪族との確執、最後は中央である朝廷への反乱ということになってしまいますが、野望をもった武士という描かれ方はしていません。


あくまで、自分を守るために戦っていった結果、関東を制圧していったという説明です。


神がかりきな人物だっただけに、もう少し神秘的な描き方をしてもよかったと個人的には思います。


龍.