学問のすすめ | 龍の毎週つまみ読み 書評

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一週一冊。ジャンルで多いのは、ビジネス、文芸、歴史、教養、社会、時々ミステリー。

読んだことのない本でも、"つまみ読み"した感じになります。

フレーズどんどん使ってください。

今日から12月。

しかも月曜日。


なにか新たな気持ちで臨めそうです。


新たな気持ちで、今日の一冊は定番の本。

学問のすゝめ―人は、学び続けなければならない/福沢 諭吉
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ご存じ福沢諭吉先生の学問のすすめ。


学問のすすめは、17編からなっています。


しかし、その本を真剣に読んだことのある人は少ないはずです。本書は、現代語訳と解説がついているため、非常に読みやすい内容です。


そもそも、学問のすすめとは、人生をいかに生きるべきかということを説いた書。


有名な「天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず」は、もちろん人に貴賎の別はないという意味ですが、学問をすることで人生の差がつくということも言っているのです。


この中には、現代ではあまり重要視されなくなった言葉がたくさん出てきます。

「責任」

「気力」

「節」

「分」

「気概」

「独立」

など。


これらの言葉は、最近あまり耳にすることがなくなってきた気がします。世の中全体に真剣さが足りないのかも、と思ってしまいます。


世のため、国のために、自分がどのように貢献できるのか?


明治時代の人たちは、西洋諸国に追いつくために大変な努力をしてきたのです。しかし、その言葉は現代にも必要なものばかりです。


決して抽象論ではなく、実際の社会で役に立つことを学ぶことこそが、真の学びだということ。


何かに疲れた時に、ぱらぱらと読むと勇気が出てきそうな本。


龍.