週末。
今週ほど週末が待ちどしいことは、あまりないでしょう。
日常が一番。さっそく今日の一冊。
●秘密結社の日本史 海野弘 平凡社新書

- 秘密結社の日本史 (平凡社新書 389)/海野 弘
- ¥819
- Amazon.co.jp
古代から存在する様々な秘密結社について解説している本です。
秘密結社というと、カルト的なことを想像してしまいます。しかしそのほとんどがそうではないということです。
宗教的な要素も取り入れられている団体は多いですが、決して宗教だけのものではないということです。
むしろ政治的な色合いが濃いものが多い。
人々が結びつく段階として、血縁、地縁、社縁というのがあります。秘密結社は、この段階では社縁として結びついたものだといわれています。しかも、その歴史は踏古く、古代から存在していたようです。
時代の推移とともに政治的な性格をもった結社がつくられていきますが、最も盛んだったのは江戸時代。この時代にはさまざまな事件が起きていますが、その事件の裏側に結社の存在があったというのです。
現代でも秘密結社は存在します。私の身近のところでも、コミュニティがいくつか存在しております。それぞれのコミュニティには、存在の目的がありその構成員はその目的達成をしたいと考えています。
歴史的には、それが次第に組織化されていき秘密結社へとなっていくわけですが、社会を動かすのは、そういった人のつながり。
そういう意味では、今も時代を動かしているのは秘密結社なのかもしれません。
龍