「電気グルーヴのメロン牧場 花嫁は死神7」 | やっぱJ-POPが好き 自己満日記

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J-POPと本が好き。水着が食い込んだアイドルの尻はもっと好きです。週末は図書館をうろちょろする、ケチで自由な独身のオッサンです。もちろん友達はいません。

今更ながら「電気グルーヴのメロン牧場 花嫁は死神7」を読んでいる。音楽についての踏み込んだ話は皆無で、ライブの裏話や日常や旅先での話など、ふたりのくっちゃべってる感じが楽しい。

 

瀧さんが違法薬物で捕まった時の留置所でのエピソードはおもしろく、ほっこりもした。また、瀧さんの一件でとばっちりを受けた卓球さんだったけれど、卓球さんの放つ、アンチもファンも突き放すような発言には強さと実直なものを感じた。

 

瀧さんいわく、留置課の人は、いろんなことが落ち着いたら菓子折り持ってちょっと挨拶行かなくちゃいけないなってぐらい優しい人だったという。いちばん仲が良かったという留置課の警察官とのエピソードに胸が熱くなった。

若くてすごくいい人で、規則ガチガチよりも人間としてちゃんと扱うって感じだったから、世間話もできたし、その人のおかげでずいぶん気が紛れたんだけどさ。で、その人と、最後の取り調べに行って戻ってきた時に、俺が「じゃあ、これで僕お会いするの最後なんで、ありがとうございました」って握手しようとしたの。でも、恐らくあんま体に触っちゃいけない規則だし、こっちも警察官に手出しちゃいけないんだよね。だからか、「瀧さん、されはダメです」って握手してくんなくて。あ、やっぱりそうなんだって思ってたら、「瀧さん、握手はすべてが終わってからです。すべてが終わってから、お互い握手ができる環境になったら握手しましょう! だから今はこれです」って言われて、グータッチした。「ありがとうございます」って、じんわりしながら