SATELLITE LOVERS「Sons of 1973」 | やっぱJ-POPが好き 自己満日記

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J-POPと本が好き。水着が食い込んだアイドルの尻はもっと好きです。週末は図書館をうろちょろする、ケチで自由な独身のオッサンです。もちろん友達はいません。

ひまつぶし(惰性)にユーチューブを開くと、90年代に流行った懐かしいストリート・ファッションに身を包む3人が写るサムネイルと「SATELLITE LOVERS」という文字が目に入った。

 

SATELLITE LOVERS(サテライト・ラヴァーズ)は1994年に結成したスリーピースのバンドで、ユーチューブにアップされていたのは1996年リリースの「Sons of 1973」というアルバムだった。

 

バンド名もアルバムも知らなかったが、再生回数が公開日から8日目で8.3万回と多く、どんな音楽を奏でるバンドなのか期待させた。

 

で、アルバムを一聴してみた。するとこれが90年代のメインストリームからちょこっと離れたコアな部分を濃縮させたような作品でキュンとしてしまった。好きだ。

 

アコースティックの心地よさには渋谷系を感じるし、また洋楽ではないけれどサンプリングに大瀧詠一の楽曲を使うツウなところにもそれを感じるし、まったりとしたラップさばきはTOKYO No.1 SOUL SETを連想させるし、声に漂うアンニュイ雰囲気はカヒミ・カリィと言いたくなっちゃうけどそれは違って、誰だろう、ちょっとすぐには出てこないからおいといて、浮遊感あるメロディにはフィッシュマンズが浮かぶ。好きだ。