ティッシュタイム61~オナマシ18周年&イノマー51執念SPECIAL NIGHT~ | やっぱJ-POPが好き 自己満日記

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J-POPと本が好き。水着が食い込んだアイドルの尻はもっと好きです。週末は図書館をうろちょろする、ケチで自由な独身のオッサンです。もちろん友達はいません。

 

先週土曜日、銀杏BOYZ(峯田和伸ソロ)とオナマシことオナニーマシーンのライブ「ティッシュタイム61~オナマシ18周年&イノマー51執念SPECIAL NIGHT~」を観に、渋谷はラ・ママに行ってきた。

 

本日、月曜日ということで、気づけばライブからもう2日も経ってしまった。しかし、メンバーも音楽も変わり続ける銀杏と、変わらずに下ネタ全開なオナマシがラストに一緒に歌ったビートルズの「Twist and Shout」、RCサクセションの「雨あがりの夜空に」を思い起こせば余裕で余韻に浸れる。

 

それだけではない。演奏前にステージ上で峯田と喋るイノマーの変に明るいテンションだったり、イノマーと内輪話をしながら、ライブをやる気分じゃないと苦笑いする峯田の顔だったり、オノチンの、歳の割には綺麗な肌や年月が経って滲んだタトゥーだったり、ガンガンのその風貌の如し骨太なドラムプレイだったり、最前列のど真中で誰よりもデカい声で「BABY BABY」を熱唱する客の声だったり・・・断片的ではあるがそんなシーンが大切な一瞬一瞬として記憶に残っている。きっと今後何度も、何の前ぶれもなく、ふとその一瞬が思い出され、感慨深くなってしまうことがあるだろう。

 

とりわけ印象に残っていることは、会場を見渡す峯田がMCで「ゴイステが解散した時もこういう風景だった」と言っていたことだ。銀杏BOYZの前身、ゴーイング・ステディが人気絶頂の2002年、突然の解散を告げたのはここ、ラ・ママだった。僕はゴイステのライブを一度も観れなかったことがずっと心の奥底で後悔として残っていたが、あの解散の時と同じ空気のなかに今、自分がいるんだと思うと、そのMCが例え言い過ぎた発言だったとしても、何だか嬉しく、誇らしかった。

 

そしてもうひとつ、書いておきたいことがある。

 

MCで峯田が後方のお客さんを考慮し、(椅子は無いが)前列のお客さんは座るよう伝えたため、フロアの真ん中あたりの一段上がったところにいた僕は座ろうか迷ったが、立って観ることにした。ちょうどステージと同じ高さで、4メートルほど先に峯田の全身が目に映る。キャパ250人程度のラ・ママはどこにいてもステージから近いが、ここまで近距離で峯田がいるという事実だけで、演奏する音楽が何であれ十分過ぎるほど十分だった。自分もバンドメンバーとしてステージにいるという錯覚に気持よく酔った。酔いまくった。そんななか、「BABY BABY」で、2度3度と繰り返し「永遠に生きられるだろうか」と歌う峯田と15秒くらい目があった。この瞬間は永遠に忘れないだろう。

 

 

 

と、ここまで書いてきて、軽く自分の文章を読み返しててみたが、峯田が大好きなオッサンの自己満足に満ちた気持悪さしか感じないではないか。元々、自己満足で書いているブログだが、今回は一際だ。もう2度と読み返すことはないだろう。

 

ただ、我を忘れて心酔できることは幸せなことだ。人の目を気にせず夢中になれるなんて最高じゃないか。少なくとも他人を傷つけない限り、悪いことじゃない。

 

と、自分を擁護したところで、今日はぐっすり寝たい。