ポレポレ東中野にて銀杏BOYZ「愛地獄」を観た(2) | やっぱJ-POPが好き 自己満日記

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ポレポレ東中野

あいにくの雨。傘を持ってこなかった僕は、ポレポレ東中野に開演の30分くらい前に入り、早速パンフレットを購入。

ポレポレ東中野

開演時間が近づき、何気なくまわりを見渡すと、2~30代のお客さんが多く見受けられた。男女比は3対5くらいだった。

整理番号36番という、中途半端なようで早い番号だったため、少し前列の中央の席に座ることができた。僕の視界の6割近くがスクリーンで埋まるくらいの位置だった。

若干、開演時間は遅れたが、作品がはじまった。

ここで早速、内容について触れていきたいところだが、今作のライブ作品は既に銀杏BOYZのホームページをはじめ、様々な音楽サイトで、ピックアップされるライブが告知されていた。だからネタバレもへったくれもないのだ。ただ、それはあまり重要ではない。なぜなら、本作の一番の肝は、動画サイトにアップされていない旧メンバーの銀杏BOYZのライブをノーカット観れることだからだ。

さて、そんな前置きを書いてみたものの、今作についてどう感想をまとめていいかわからない。

唐突だが、簡潔に作品の感想や事柄を6つ。

【1】
銀杏BOYZファンでなければ観るに耐えない、良くも悪くもうるさい作品だった。4時間30分というボリュームはわかっていたが、家で観ていたら確実にぶっ通しで観るのはキツい。疲れる。ただ、途中休憩をはさみつつもスクリーンでガッツリ観れたことに充足感があった。

【2】
激しいライブパフォーマンスをするメンバーをはもちろん、カメラワークも激しくて、スクリーンを前に酔いそうになった。映像の激しさでは前作「僕たちは世界を変えることができない」よりも上だった。映画館という環境や、はじめて観る映像だけに、そう感じたのかもしれない。

【3】
作品の冒頭やラスト、ライブ映像とライブ映像の合間につなぎとして編集されたカット(桜の風景や峯田さんが中野の街を自転車で走るシーン等)は、DVDで観る際は飛ばしてしまうだろう。

【4】
峯田さんの顔のアップが多かった。

【5】
峯田さんのMC以外で、村井さんやチン君、アビちゃんが発言するシーンはない。

【6】
会場のお客さん全員が席から立って、ライブさながらで観るのかもと思っていたが、普通に映画鑑賞をするように、体を揺らしもせず落ち着いて観ているようだった。もちろん僕も座って、落ち着いて観ていたのだが、8.5割が映画鑑賞、残り1.5割はライブ参戦するような感覚だった。



ついでに、舞台挨拶での事柄を5つメモしておきたい。

【1】
新曲「大人全滅」を披露。原曲はGOING STEADY時代の曲「DON'T TRUST OVER THIRTY」。曲を作った20歳の頃の心境では歌えないとのことだったが、今の社会の状況を踏まえ、歌詞を変えての弾き語り。

【2】
今回、峯田さんは村井さんを会場に誘ったそうだったが、仕事が忙しく来れなかったとのことで断られたそう。

【3】
うろ覚えだが、お客さんから峯田さんへ「10年後どんな自分になっていたいか」という質問があった。それに対し「まわりのスタッフが健康であって欲しい。10年後はミステリアスな自分になっていたい。」とのこと。

【4】
ステージに立つ自分は「銀杏BOYZの峯田」を意識して立ち振舞っているが、メンバーがいた頃もひとりになった今もその意識は変わらない。ただ、「銀杏BOYZの峯田」も峯田であることに変わりはない、と難しい表情に。

【5】
安藤裕子に楽曲提供した「骨」は銀杏BOYZでもやっていく。



ポレポレ東中野

会場を出ると、すっかり雨は止んでいた。

出待ち組に並んでいると、「写真かサインのどちらかを選んでください」とスタッフ。

で、サインをいただきながら、峯田さんに聞いてみた。

僕「あ、どうも。 あの・・・安孫子さんのレベールの音楽は聴いていますか?」
峯田さん「はい、聴いていますよ」

もっと他にいい質問があったはずだが、とっさに出た言葉がそれだった。(やっぱこういのってシミュレーションが大切)

銀杏 峯田 サイン

握手をしていただき、その後、足早に駅へ。

新宿のいつもの宿で一泊。爆睡した。

以上。