昨晩は、令和6年度 弁理士の日 記念対談・表彰式・記念祝賀会に参加していました。

 

記念対談は「知財とAIの今とこれから」でした。

興味深い内容であったものの、パネリストの一人がウェブサービス大手に転職された方で、ポジショントークなのか、あるいは弁理士資格を持っているものの業務を深く理解されていないのでしょうか、AIすごいすごいの論調が気になりました。

 

弁理士の業務は明細書・意見書を書いたり、調査をしたりするだけでなく、クライアントとの打ち合わせ、発明の理解、料金の提示、仕事の割り振り、部下の指導、人材採用、資金調達など経営関係まで、多岐にわたります。AIで代替できる部分はむしろ少ないと感じます。

 

それはともかく、昨日就任されたばかりの特許庁長官ご挨拶を聴くことができ、また久しぶりに再会した弁理士の方も多く、有意義な祝賀会でした。

 

会場のパレスホテルは、昨年秋に日本弁理士協同組合50周年祝賀会に使われた場所と同じでした。協同組合50周年が好評で、今回会場に選ばれたと聞きました。

 

服部副会長による開会の辞

自民党弁理士制度推進議員連盟会長の二階氏によるご祝辞

公明党知的財産制度に関する議員懇話会幹事長の矢倉氏

立憲民主党弁理士制度・知的財産制度改革推進議員連盟会長の大串氏

日本維新の会弁理士制度・知的財産制度推進議員連盟会長の浅田氏

昨日就任、特許庁長官の小野洋太氏

知的財産高等裁判所所長の本多氏

日本弁理士会元会長の清水氏による乾杯

寿司はかねさかでした。