自分が所属する稲門弁理士クラブの研修会です。
「PCT明細書の作成時の検討事項と、AIが与え得る米国における非自明性判断への影響」の研修です。
前半は、PCT出願明細書の作成時の検討事項についての講演があり、後半は、米国特許法下において、AIの進化により、当業者(POSITA)を決める要因に与える影響や非自明性(進歩性)の判断のレベルが上がる可能性について、米国の実務家の視点から説明頂く内容です。
日本弁理士会継続研修 認定外部機関(認定番号08-030)稲門弁理士クラブ主催
主催:稲門弁理士クラブ
幹事長 寺尾 康典
研修担当 中村 恵子
拝啓 時下益々ご清祥の段お慶び申し上げます。
本年度は、弁理士 植田晋一先生と、米国特許弁護士 渡辺陽介先生による「PCT明細書の作成時の検討事項と、AIが与え得る米国における非自明性判断への影響」についての研修を行います。
前半では、主に植田先生に、PCT出願明細書の作成時の検討事項についての講演をいただきます。PCT出願は複数国への出願を一括で行える便利な方法ですが、出願明細書の作成のチャンスは1回しかなく、各国のプラクティスを考慮した上で作成しなければなりません。例えば、発明の名称と技術分野は、独立クレームにあわせた簡単な記載とするのが一般的ですが、各国で問題はないのでしょうか?また、プログラムのクレームは米国では記憶媒体としていますが、PCT出願の段階ではどのように記載すべきなのでしょうか?明細書の書式とクレームの両者についての検討事項を取り上げていただきます。
後半では、渡辺先生に、近年のAIの進化による米国実務への影響の1つについて講演いただきます。米国特許法下において、AIの進化により、当業者(POSITA)を決める要因に与える影響や非自明性(進歩性)の判断のレベルが上がる可能性について、米国の実務家の視点から説明いただきます。なお、渡辺先生の講演内容は、パテント誌24年7月号に掲載予定の「AI時代における、発明分野の技術水準についての考察」と内容が一部重複します。本講演内容は、所属先や顧客の見解および立場を反映するものではなく、また、所属先や顧客に関する質問については回答できない点をご了承ください。
講 師:弁理士 植田晋一先生、米国特許弁護士 渡辺陽介先生
日 時:2024年(令和6年)6月20日(木) 18:15~19:45
会 場:弁理士会館 B1-AB会議室 東京都千代田区霞が関3-4-2
会 費:
令和3・4・5年弁理士試験合格者(未登録含む): 無 料
稲門弁理士クラブ会員 : 無 料
上記以外の方 :1,000円
取得単位:1.5単位(予定)
申込先:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeQQCk-AZ5ELheEY6NqRdkP6JEmI3eviDWOa_gioVLawUJN7w/viewform?usp=pp_url
* 本研修は、日本弁理士会の継続研修として申請予定です。本研修を受講し、所定の申請をすると、外部機関研修として1.5単位が認められる予定です。なお、15分以上の遅刻、早退、中座の場合は単位が認められませんので、ご注意下さい。
* 準備の都合上、6月13日(木)までに上記Googleフォームよりお申込み下さい。
* 会場の都合により、受講を制限させて頂く場合があります。お早めにお申し込み下さい。
* お食事・飲み物の用意は致しません。ご了承下さい。
* 研修についてのお問い合わせは、中村(tomon.kenshu★gmail.com (★を@に置換) TEL: 03-6908-8753)までお願いいたします。
講義終了後、懇親会(会費:8,000円程度(令和3・4・5年合格者は無料))を開きます。是非ご参加下さい。