図書館で学ぶ知的財産セミナー第3回です。

 

知的財産権について、弁理士が基礎からわかりやすくお話しする全3回シリーズで、日本弁理士会関東会と神奈川県立産業技術総合研究所の共催です。

 

著作権および生成AI、及びこんなものでも発明として権利化できるがテーマになります。

 

図書館で学ぶ知的財産セミナー 第3回「著作権および生成AI、こんなものでも発明として権利化できる。」

内容

知的財産権について、弁理士が基礎からわかりやすくお話しする全3回シリーズの講座です。
前半は一般の方向け、後半は技術者向けとしていますが、前半は技術者の方にも、後半は一般の方にも役に立つ内容です。

 

日時

2024年2月22日(木曜日)14時00分から16時15分(13時30分受付開始)

 

当日スケジュール

前半 「著作権および生成AI」

(14時00分から15時05分・一般の方向け)

本講義は、まず著作権全般についてご説明いたします。また最近、生成AIという機械学習によってテキスト、画像、動画、音声、音楽などの新しいデータを生成するサービスが登場しています。爆発的な発展を遂げている生成AIですが、法的課題の1つに著作権の問題があります。例えば、1.生成AIを利用してできた生成物が既存の著作物と類似している場合に著作権侵害となるのか、2.AI(学習済みモデル)を作成するために著作物を利用する際の基本的な考え方とは、3.生成AIに著作権は発生するのかなどです。 本セミナーでは、著作権侵害のリスクに巻き込まれない為には、この問題にいかに対処すべきかについてご説明致します。

 

講師 弁理士 高原 千鶴子 氏(日本弁理士会関東会神奈川委員会 委員)
民間企業及び大手特許事務所において国内及び海外の知財事件に従事。
2012年に独立して特許商標事務所を開設し、著作権、商標、農林水産物の知財ミックス等について大学・企業での講師多数。

 

後半 「こんなものでも発明として権利化できる。」

(15時10分から16時15分・技術者の方向け)

発明とは、自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度のもの、と特許法で定義されています。しかしながら、発明にはノーベル賞級の大発明ばかりでなく、日用品など視点を変えることで発明として権利化できるものが多く存在しています。
上記後者に関し、具体的事例をお話しします。

 

講師 弁理士 西山 恵三氏(日本弁理士会関東会神奈川委員会 委員)
企業の開発部門で5年間従事、同知財部門で30年間、特許事務所で8年間特許出願業務に従事。2019年より蔵前ベンチャー相談室(KVS)で中小・ベンチャー企業の知財支援。1984年弁理士登録。

 

開催方法

会場開催

注意:オンラインでの開催はありません。
注意:【前半・一般の方向け】のみ、【後半・技術者の方向け】のみの受講も可能です。

 

定員

30名(先着順)

 

お申込み期間

2024年1月18日(木曜日)12時00分から2月12日(月曜日)23時59分

 

お申込み方法

インターネットでのお申込みは、電子申請(外部リンク)から受付けます。

往復はがきでのお申込みは、

  1. 講座名
  2. 住所
  3. 氏名
  4. 電話番号

を明記のうえ、次の住所までお送り下さい。

〒213-0012
川崎市高津区坂戸3-2-1 KSP西棟2F 神奈川県立川崎図書館 企画情報課

注意:【第3回】は2月12日(月曜日)必着です。

 

受講料

無料

 

共催

日本弁理士会関東会、神奈川県立産業技術総合研究所

 

後援

神奈川県発明協会、INPIT神奈川県知財総合支援窓口

 

知財セミナー全3回のご案内

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