Law&Technology100号 目次が公表されました。

 

今号は、100号記念として巻頭言のほか、科学技術・知財・環境・情報をめぐる法的諸問題、音楽教室最高裁判例の解説など、非常に充実した内容になっています。

 

https://www.vplab.org/lt/LT96_index.pdf

目 次

Law &Technology100号2023年7月発行

〔100号記念巻頭言〕
L&T100号に寄せて     /東京大学名誉教授・日本学士院会員 中山 信弘 1
科学技術と法を結ぶ先駆的な専門情報誌としての歩み     /早稲田大学名誉教授 鎌田  薫 2
知的財産権訴訟と本誌の歩み     /知的財産高等裁判所長 大鷹 一郎 3
日本弁護士連合会知的財産センターの取組み     /日本弁護士連合会会長 小林 元治 4
イノベーションの加速化とその知財ガバナンスや知財制度へのインパクト /内閣府知的財産戦略推進事務局長 田中 茂明 5
時代の要請に対応した知的財産制度の見直し /特許庁長官 濱野 幸一 6
L&T100号に寄せて     /一般社団法人日本知的財産協会会長 金子 眞吾 7
 

【100号記念企画】科学技術・知財・環境・情報をめぐる法的諸問題

[科学技術]AI と法――特に医療の側面について/東京大学名誉教授・武蔵野大学特任教授 樋口 範雄 8
[知的財産]専属的マネージメント契約終了後における芸名の使用制限/慶應義塾大学教授 小泉 直樹 19
[知的財産]知的財産権訴訟における判例の役割/元知的財産高等裁判所長・弁護士 髙部眞規子 28
[環  境]環境法と環境基本法の課題――環境基本法制定30周年を機縁として/早稲田大学教授 大塚  直 38
[情  報]EU のプラットフォーマー規制法とプライバシー・個人情報保護     /中央大学教授 石井夏生利 49
[特別寄稿]私的備忘録――本誌13号~70号を中心に―― /弁護士 末吉  亙 58
営業秘密侵害における秘密管理性要件および濾過テストの意義――二つの無罪判決を素材として―― /同志社大学教授 山根 崇邦 66


判例研究

◇著作権および著作者人格権の行使と権利濫用
〔懲戒請求書事件 知財高判令 3 ・12・22〕 /学習院大学教授 横山 久芳 75
◇応用美術の保護基準――定式としての分離可能性基準とその実質的内容の検討
〔グッドコア事件 知財高判令 3 ・ 6 ・29〕 /国士舘大学教授 本山 雅弘 86


最高裁重要判例解説
★音楽教室の運営者と演奏技術等の教授に関する契約を締結した者(生徒)のレッスンにおける演奏に関し上記運営者が音楽著作物の利用主体であるということはできないとされた事例〔音楽教室事件〕

(最一小判令 4 ・10・24令和 3 年(受)第1112号) /最高裁判所調査官 神谷 厚毅 96

 

最新知財判例紹介(令和 4 年10月~令和 5 年 3 月) 100号掲載判例索引  107

 〔高裁〕 14件 〔地裁〕 24件  108

 行政解説 知的財産侵害物品の水際取締り /財務省関税局知的財産調査室 136

〈リレー連載コラム〉ある日の知財弁護士#50 東映京都撮影所見聞記 /照井 勝 144