経営者や一般向けの知財読み物です。

 

本独自の技術の価値を守り、その価値を適切にマネタイズをする力を身につけること。 自社が持つ人的財産、技術財産といった無形の長所=知財を自ら見つける目を養い、知財経営の目を持つことを解説しているとのことです。

 

内容紹介

なぜモーツァルトは天才なのに貧しいままで一生を終え、 プッチーニは巨万の富を築いたのか――。 弁理士会の革新家である国際パテント・マネタイザー正林真之氏が 身近な疑問をもとに紐解く 勝者と敗者を分ける「権利ビジネスの仕組み」。 なぜ、日系家電メーカーは韓国家電メーカーに完敗するのか? なぜ、「日本の苺」の技術は盗まれ220億円の損害が出てしまったのか? なぜ、ピカソはレストランで支払いをせずに済んだのか? なぜ、秋元康は音楽経験が無いのに音楽業界で大成功できたのか? なぜ、ミッキーマウスは何十年経っても著作権が切れないのか? など 超高齢化社会、AI時代を前に今ならまだ間に合う、 日本だけの技術・文化資産をマネタイズし資産化する知恵。 世界を相手に戦うビジネスの現場での 「見えない資産=知財」の経営戦略の本質がつかめる入門書!

 

出版社からのコメント

「モノづくり大国日本」もしくは「技術大国」と呼ばれていた日本の製造業は、 コスト競争により中国や韓国にシェアを取られ、衰退した。 この一般的見解は一側面では正しいかもしれませんが、日本にはまだできることがある。 さらなるグローバル化に直面する今、私たちがすべきことはコスト削減の潮流に迎合することではなく、 日本独自の技術の価値を守り、その価値を適切にマネタイズをする力を身につけること。 自社が持つ人的財産、技術財産といった無形の長所=知財を自ら見つける目を養い、知財経営の目を持つことです。 独自の知的財産の最良行使・活用方法を知りたい方、企業の技術経営担当者、ベンチャー企業社長など、攻めの知財活用をしたいビジネスパーソンに読んでいただきたい一冊です。