昨日、裁判員の辞退者が7割に達したという報道がありました。

裁判員を経験した方の満足度は高いとのこと。

 

しかしながら、1日ならともかく、社会人が平日に何日も休めるはずがありません。

サラリーマンもそうですが、自営業なら尚更です。何日も休めば、お客さんを放置することになります。

 

こうなるのは最初からわかっていました。

 

リタイアした60歳以上の人生経験豊富な方に審理してもらえば良いというのも、一案かもしれませんが、同じ年代の方の考え方ばかりが判決に反映されるという問題点があり、裁判員制度の趣旨には沿いません。

 

自分は法律を勉強したので、裁判員になってみたい気持ちもありますが、弁護士はもちろん、弁理士や司法書士も法律関係者のため、裁判員にはなれません。何日も休むことも不可能です。

 

法科大学院と同じく、やはり制度の設計が根本的に間違っていたのでしょう。

法務官僚など世間を知らない方が制度を作っても、上手く行きません。

 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180521-00010000-bfj-soci

裁判員裁判制度が導入されて、5月21日で9年。実施状況について最高裁がまとめた結果が注目を浴びている。制度開始時に比べ、無断欠席の割合や辞退率が大きく上昇しているからだ。いったい、何が起きているのか。【BuzzFeed Japan / 籏智広太】

「より国民の理解しやすい裁判を実現する」ことを目的にした裁判員制度は、2009年から始まった。

名簿から抽選で選ばれた候補者には通知が送られ、「選任手続期日」に裁判長と面談をして参加が決まる。原則として断ることはできない。

ただ、無断欠席者は増え続けている。

最高裁がまとめた資料によると、制度開始の2009年に83.9%だった選任期日日の「出席率」は、その後一貫して減少傾向にある。15年には7割を切り、18年(3月末)では63.6%にまで落ち込んだ。

これは、無断欠席が36.4%に増加していることを示す。09年は16.1%だったため、この9年で20.3ポイントも増加したことになる。

裁判員法では、正当な理由なく裁判所に出頭しない場合、10万円以下の過料を課す定めがあるが、読売新聞によると、これまで適用例はないという。

 

ただ、暗い数字だけではない。裁判員経験者の満足度が高いというデータもある。


経験者の実に96.7%が「よい経験」「非常によい経験」(16年アンケート)と答えているという。