日本評論社の新刊です。

 

科学技術をはじめとする専門知を裁判はどう扱ってきたのかを検討し、裁判の社会的な役割や専門家の役割等を法社会学的に検討するとのことです。

 

著者は法学部教授です。科学訴訟や専門訴訟について解説しています。

 

科学技術をはじめとする専門知を裁判はどう扱ってきたのかを検討し、裁判の社会的な役割や専門家の役割等を法社会学的に検討する。

 

https://blog.ameba.jp/ucs/entry/srventryupdateinput.do?id=12355089811

 序章 科学技術時代の裁判と専門知

第1部 法廷に立つ科学:日米の経験
 第1章 合衆国における科学訴訟の展開
 第2章 事実認定における「科学」
     :合衆国ベンデクティン訴訟からの考察
 第3章 裁判と科学の距離
     :日本における現代型訴訟の展開
 第4章 科学の不確実性と裁判
     :フォーラムとしての裁判の可能性

第2部 訴訟における専門知
 第5章 専門訴訟パラダイムの問題提起
 第6章 医事訴訟における専門家と専門知
 第7章 非専門訴訟における専門的知見の利用と評価
 第8章 専門訴訟における専門知の導入と手続保障

第3部 科学技術時代における裁判と法律家
 第9章 ポスト司法改革期におけるプロフェッション概念の可能性
 第10章 裁判の専門化と裁判官