情報管理Web 2018年1月号の記事です。

JSTの文献データベースJ-GLOBALについて、解説されています。

 

J-GLOBALのテキスト検索機能は十分ではありませんが、研究者情報からこの文献と内容が近い文献情報や特許情報を簡単に参照することができるなど、これまで出会うことがなかった情報に遭遇することができ、意外な気づきを得ることができるとのことです。

 

https://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/60/10/60_753/_html/-char/ja

1. はじめに

科学技術振興機構(JST)が提供するJ-GLOBAL(http://jglobal.jst.go.jp)は,さまざまな専門的なサービス等と連携し,質の高い科学技術情報をより効果的に流通させることで,わが国のイノベーション創出に貢献することを目指したサービスである1),2)。2009年3月に試行版としてサービスを開始してから,2018年で10年目を迎える。本稿では,J-GLOBALの概要および特徴,そして今後の展望について説明する。

 

2. J-GLOBALとは


2.1 概要

J-GLOBALは,研究開発において重要な10種類の科学技術情報(研究者,文献,特許,研究課題,機関,科学技術用語,化学物質,遺伝子,資料,研究資源)を統合的に検索できるWebサービスである。これらの情報はJSTが長年にわたり整備してきた信頼性の高い情報を中心としている。10種類の登載情報を表1に示す。