明日発売のダイヤモンドハーバードビジネスレビュー2017年11月号は、「出る杭」を伸ばす組織が特集です。
実際には、サラリーマンの場合、出る杭を伸ばす組織を作るのは、技術系のような職場であっても、なかなか難しいのではないでしょうか。
例えば、部下のほうが圧倒的に能力が高い場合など、上司が部下を使いこなすのは困難でしょう。
特許事務所のような士業の場合、一人一人の能力が発揮される仕事のため、出る杭が活躍しやすいという面はあります。
ただし、お客さんあっての専門サービスですから、お客さんの意向を無視した杭になっては意味がありません。
出る杭を伸ばす経営~イノベーションを起こす!
│特集│「出る杭」を伸ばす組織
●同調圧力が生産性を低下させる
「建設的な不調和」で企業も社員も活性化する
・フランチェスカ・ジーノ ハーバード・ビジネス・スクール 教授
●共同体型組織にイノベーションの阻害要因がある
ポスト工業化社会の企業論:個人を組織から「分化」せよ
・太田 肇 同志社大学大学院・同志社大学 教授
●「理想化」と「同一化」の葛藤を乗り越えられるか
逸材を襲う組織人の呪縛
・ジェニファー・ペトリグリエリ INSEAD 助教授
・ジャンピエロ・ペトリグリエリ INSEAD 准教授
●[インタビュー]優秀な個をさらに伸ばす組織づくり
宇宙の謎は異才の集団で解き明かす
・村山 斉 東京大学 国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構 機構長
●事業拡大期の人材育成策5つの要諦
「出る杭」を引き上げ、育てる経営への転換
・石川康晴 ストライプインターナショナル 社長兼CEO
●自閉症、ADHD……人材を活かす7つの施策
ニューロダイバーシティ:「脳の多様性」が競争力を生む
・ロバート D. オースティン ウェスタン大学 リチャード・アイビー・スクール・オブ・ビジネス 教授
・ゲイリー P. ピサノ ハーバード・ビジネス・スクール 教授