一昨日、水曜日は午後から日本弁理士会の臨時総会に出席していました。

稲門弁理士クラブを代表し、議決権の受任者として出席でした。

 

結果として執行部より提案された議案は全て承認されましたが、反対意見が出たものもありました。また、質問者が一部の方に偏っており、活発な議論がされたとは言えない状況でした。

 

毎回のことですが、重箱の隅をつつくような質問も出ました。今回は特に多かったように感じます。平日昼間にクライアントや所員を放って、重要ではない議論をしている場合なのでしょうか。

 

もっとも、議案に関係のあることであれば、重箱の隅をつつくような質問も良いでしょう。

しかしながら、議案と直接関係のない質問をして、議長や会長に制止されている方もいました。3月の臨時総会で議案に関係のない質問した方と同一人物です。

 

高齢のため、質問が上手くできなくなっているのでしょう。ですが、そのような方にクライアントの対応が出来るのか疑問も感じます。

 

弁理士の欠格事由の一つに、成年被後見人、被保佐人になった場合があります。

これに加えて、クライアントと意思疎通ができなくなった場合も、欠格事由として良いのではないでしょうか。

 

運転免許証でも、70歳以上の方には高齢者講習があります。

弁理士は人の命は預かりませんが、権利を代理する重い仕事です。

 

判断能力の低下には個人差があります。弁理士登録にも運転免許証の高齢者講習のようなものを取り入れても良いのではと感じました。