出張へ行った際、勤務先の副所長である元特許庁幹部の方と話をする機会がありました。


あくまでこの先生の意見ですが、特許庁長官は在任中に何本法律を通したかが、実績になるそうです。平成14年から18年まで毎年改正がありましたが、長官の実績作りだったのでしょうか。

そういえば、荒井寿光さんが長官だった頃、平成10年、11年も大幅な改正がありました。

そして、鈴木前特許庁長官は、特許制度研究会という長官が主催する私的な研究会を開催していましたが、これも実績作りのためだったのでしょうか?


この話はともかくとして、特許庁のような役所は法律等でがんじ絡めになっており、公務員の裁量・自由度というのはほとんどないと話していました。


また、任期付審査官の中で、優秀と思える方は、3年程度で辞めるいるケースも多いと聞きました。

あくまでこの副所長の私見でしょうが、審査が大好きな人を除いて、審査官を3年程度やれば、本人のキャリアアップとしては十分とのことでした。


受験生に人気?のシロクマこと熊谷先生は、特許庁時代から誤字脱字にはうるさかったとも聞きました。