奈良県の認定こども園で、凍らせたゼリーを喉に詰まらせた4歳の男の子が亡くなった。
あまりにも痛ましく悲しい事故である。
ご遺族の無念さ、そして奪われた小さな命のことを考えると、言葉もない。
このニュースを聞いて、強い疑問と憤りを覚えた。
なぜ、幼い子供を預かる保育のプロの現場で、このような事態を防げなかったのか。
今回の事故は、奈良の認定こども園だけの問題にしてはいけない
今回喉に詰まらせたのは「凍らせたゼリー」だ。
以前から「こんにゃくゼリー」をはじめ、弾力のある食品や一口サイズのゼリーは、幼い子供や高齢者にとって窒息リスクが高いことは誰でもしっている。
ましてや、「ゼリーを凍らせる」 という行為は、硬さと冷たさで噛み切りにくくなり、さらに危険だ。
大人であっても喉に引っかかれば危険なものを、わずか4歳の子どもに与えること自体、通常では考えられない
現場の安全確認体制やリスク管理はどうなっているにか。
「詰まらせるリスク」は最初から十分に予見できたはずだ、完全に事前の防ぐ機会を逃しいる
幼い子供の気道はとても狭い。
一口サイズのゼリーや、凍って硬くなった食品は、この小さな気道を完全に塞いでしまう。
私の子供は、ボーロを喉に詰まらせた事がある。突然様子がおかしくなり、慌てて逆さにして背中をたたて吐き出させた。
このような悲惨な事故を二度と起こさないために、家庭だけでなく、子どもを預かるすべての教育・保育施設で安全管理の徹底が必要だ。
「これくらい大丈夫」という慣れや油断を捨てろ
万が一の際の「応急手当」を身につけておけ
幼い命が失われてからでは、どれだけ悔やんでも遅い。
「なぜ防げなかったのか」という今回の事件の教訓を社会全体で深く受け止め、子どもたちの命を守るための安全意識を更に高くしなければいけない。
亡くなられたお子様のご冥福を心よりお祈り申し上げるとともに、二度とこのような悲劇が繰り返されないことを切に願う。