日本の知的風土 | 信州読書会

信州読書会

長野市で読書会を行っています

 

 

マッカーサー元帥が、「日本人の精神年齢は12歳だ」という意味のことを

 

アメリカの議会で証言したという話があります。

 

 

それから、70年近くが経過しているわけですが、

 

70年前より、知性の部分で、欧米近代の水準に追いついたのかというと、

 

私は、かなり怪しいと思います。

 

 

SNSが普及してから、容姿を盛るとか過剰な自己演出というのが

 

当たり前になってきて、人間性とか人格とか知性とか

 

中身に関することが、全くお留守になっているのを感じます。

 

 

これは、男女ともにそうです。

 

人間としての魅力のない、容姿だけ整ったアンドロイドみたいな

 

おしまいの人間というか『1984年』でいえば「カブトムシ人間」が、増殖しています。

 

 

容姿が基準で、就職も院進も恋愛も決まるのなら、学問なんか必要ないでしょう。

 

それでも戦前の日本には「知」を大切にする風土があったはずですが、

 

戦後は、どんどんそういう風潮が廃(すた)れてきています。

 

 

日本社会のおしまいの人間化が、どんどんすすんでいます。

 

おしまいの人間の特技は、マウンティングだそうです。

 

なぜなら、彼らは自信に満ちた容姿や言動とは裏腹に、

 

自己重要感が驚くほど低いからです。

 

 

出来上がった社会の権威におもねり

 

依存することで、自己重要感の低さをなんとかカバーしています。

 

これが日本社会のエリート(国際的にみれば決してエリートではないだろうが)の

 

世界で顕著になっています。

 

 

私もうこの状態は、手遅れ(一番悲しい言葉)だと思うので、どうでもいいのですが、

 

せめて、日本社会の片隅に、好奇心がくすぐられ、学ぶ楽しみの味わえる読書会が

 

ひとつでも存在させらればいいなと思って、私は活動しています。

 

以上、『ツァラトゥストラは、こういった』みたいなセリフでした。

 

 

貴重な体験を報告してくださった学生さんありがとうございました。

 

 

昨日のツイキャスの放送です。

 

 

 

(おわり)

 

 

 

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