占い師と介護福祉士をしています。
ビセケンです。
映画『ハリー・ポッターと賢者の石』を観たんですが、
みぞの鏡が登場しますよね。
実は、ファンタスティック・ビーストシリーズでもみぞの鏡が登場するんですが、
この鏡すごいんです。
みぞの鏡とは?
「みぞの」を逆さ読みすると、「のぞみ」ですよね。
鏡なので、まあ、自分の姿が左右逆に写るわけで、
ちょっとした言葉あそびでしょうね。
ただ、このみぞの鏡は、変わった鏡なんです。
小説の『ハリー・ポッターと賢者の石』で、
ダンブルドアとハリーがこの鏡について言及するシーンがあります。
ダンブルドア
「君だけではない。何百人も君と同じように、このみぞの鏡の虜になった。」
ハリー
「先生、僕、そういう名の鏡とは知りませんでした。」
ダンブルドア
「この鏡が何をしてくれるのかはもう気づいたじゃろ?」
ハリー
「鏡は僕の家族を見せてくれた。」
ダンブルドア
「そして君の友達のロンには首席になった姿じゃった。」
「それで、このみぞの鏡は、わしたちに何を見せてくれると思うかね?」
ハリーは首を横に振った。
ダンブルドア
「では、ヒントをあげようかの。この世で一番幸せな人には、この鏡は普通の鏡になる。その人が鏡を見ると、そのまんまの姿が写るのじゃ。これで何かわかったかね?」
ハリーは考えてからゆっくりと考えた。
ハリー
「何か欲しいものを見せてくれる。なんでも自分が欲しいもの。」
ダンブルドア
「当たりでもあるし、ハズレでもある。」
ダンブルドアが静かに言った。
ダンブルドア
「鏡が見せてくれるのは、心の一番奥底にある、一番強い”のぞみ”じゃ。それ以上でも、それ以下でもない。君は家族を知らないので、家族に囲まれた自分を見る。ロナルド・ウィーズリーはいつも兄弟の影に霞んでいるから、兄弟の誰よりも素晴らしい自分が1人で堂々と立っている姿が見える。しかしこの鏡は、知識や真実を示してくれるものではない。鏡が写すものが現実のものか、果たして実現が可能なものなのかさえ判断できず、鏡の前でヘトヘトになったり、鏡に写る姿に魅入られてしまったり、正気を失ってしまったりしたんじゃ。ハリー、この鏡は明日他所に移す。もうこの鏡を探してはいけないよ。たとえ、再び、この鏡に出会うことがあっても、もう大丈夫じゃろう。夢に耽ったり、生きることを忘れてしまうのは良くない。それをよく覚えておきなさい。」
ちょっと長いんですが、
みぞの鏡は、心の一番奥底にある、一番強いのぞみを写すんですね。
ハリーの場合は、赤ちゃんだった頃に、両親を失っているので、家族を知らない。
だから、あくまでこの時点でですが、家族に囲まれたいというのが一番ののぞみでした。
鏡に自分ののぞみを写してくれるすごい鏡ですが、
その反面、お薬と同じで、反作用や副作用があるようです。
のぞみを写すので、
それをみて、魅了されたり、
実際には現実には起こり得ないことであるのに、夢に耽ってしまったり、
そのせいで、生きることを忘れてしまう恐れがあるんですね。
欲しいようで、欲しくないようで、なんとも言えませんが。
自分が見たら、何が写るのかは気になりますが。。
きちんと現実を直視して、夢は夢だと認識して、毎日をきちんと生きることが大事だという、
教訓を教えてくれる鏡でした。
はい、
みぞの鏡とは? ハリポタ解説!
でした。
ありがとうございます。
ありがとうございます。