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1971年からの地図

見たもの聞いたもの感じたものについて、とりあえずざっくりと説明するブログです。守備範囲はやや広め。

ムスコ氏がまだ幼い頃、東大の五月祭に連れて行ったことがあった。将来ココに入ってくれればなんて大それた事は考えてなくて、日本で一番賢いと言われる学校とはどんなところか見せたかった、という理由だったと思う。いやでもちょっとは目指して欲しいという気持ちもあったかも。

 

 

私自身東大のキャンパスは初めてだったのだけれど、もの凄くいい空気感だったことを覚えている。同じ理由で京大にも行ったことはあるけれど、空気感は東大の方が遥かに良かった。あくまで個人的には、だけれど。

 

もっとも自分のアタマの出来ではこの先百回生まれ変わってもまず合格できそうにない大学ではあるのは間違いないけれど、学力とか偏差値とかは全く抜きにしても単純にここで勉強してみたいな、と感じた場所だったように思う。

 

さて、そんな東大を悠仁親王が推薦受験するという話があって、それに対して反対署名が1万人以上集まったというニュースを見た。率直に「ナニそれ?キモ。」と思った。当然だが悠仁親王の受験に対してではない。それに反対した1万人に対して心の底から気持ちが悪いと思った。

 

なんでも皇族だからって推薦で東大に入るのはズルいというのが主な理由なのだそうだが、そんなもん皇族なんだから、しかも将来の天皇陛下なんだから行きたい学校くらい行かせたれや、とか思わないのだろうか。

 

こんな事を言うと「特権階級だからって~」とか言う輩が必ずいるのだろうが、そもそも天皇になるのってそんなにいいことなのかな?って私は思うのだがどうだろう。仮に東大生になったとて皆と同じように合コンできるわけでもなく、空きコマに友達の下宿でボンバーマンができるわけでもなく、学校の帰りにスタバに寄れるわけでもないのだ。

 

多分ファミチキだって食べたことがないだろう。好きなガンプラは?と聞かれたら、本当はHGゾックと答えたいところをRGガンダムVer2.0と答えるのかもしれない。

 

そんな不自由な未来が決まっている「ただの10代の若者」が今、少しでも自由がある今行きたい学校があるってんだからそこは行かしてやろうぜ、とか思わないのだろうかその1万人は。っていや1万人も?と思うと心底「キモっ」と思わざるを得ない。

 

なぜか悠仁親王サゲの連中は何故か愛子内親王をアゲる傾向があるのだが、その愛子内親王ご本人だって「天皇?マジ勘弁。そんな面倒なモノ真っ平ごめんですわ。」と思っているかもしれないではないか。

 

もっとも今現在、愛子内親王こそが次の天皇にふさわしい!とか言ってる連中にしたって、10年前はやれ不登校だの何だのってやたらネガティブな物言いをしていたよなあ?んでもって20年前は雅子皇后の事わがままやらなんちゃらでやたら叩いてたよなあ?で、その時は今と逆で秋篠宮家の事をやたらと褒めちぎってたよなあ?


その時とおんなじクチで悠仁親王をサゲて愛子内親王をアゲるって、どのクチで言ってんだって。

 



こんな連中が皇室の方々の人柄ガーとか品格ガーとか言ってるわけで、どう考えてもおかしいのは今、そこに署名したアンタらだろ。

 

もしアンタらに知性とか品性の持ち合わせが少しでもあるのなら、

 

いや、もういいや。