ガンプラトライアルキット RX-78-2 ガンダムレビュー | 1971年からの地図

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見たもの聞いたもの感じたものについて、とりあえずざっくりと説明するブログです。守備範囲はやや広め。

8/19~9/4の期間、グランフロント大阪で開催されている「GANDAM NEXT FUTURE OSAKA」で実施されているスタンプラリーに参加することでゲットできる「ガンプラトライアルキット RX78-2 ガンダム」を入手することができたので、レビューしたいと思います。

 

実物大ガンダムヘッドや

新作ガンダムの主人公機バルーンの展示があったりします

 

スタンプラリーは3か所。お手軽に参加することでガンプラゲットが可能です。

 

 

もともとこのトライアルキットはバンダイの出張授業で使われている教材?で非買品です。

構成は4色混合ランナー1枚と説明書だけですが、今回は10月から放送開始される「水星の魔女」のPRも兼ねてオリジナルマーキングシールもついてきます。

 

箱とかは無し

結構粘着力の強いシールタイプのデカールです。

 

対象年齢は6才以上ということで説明書もシンプル。ただし授業としては小学5年生が対象だそうです。

 

 

 

ランナーはこの1枚だけ。パーツはたったの51。

 

 

レビューといいながらいきなり完成の図。組み立てだけなら30分程度です。

大きさは1/144より二回りほど小さく全長10cmほどです。

 

 

ステッカーを張ると見栄えもアップですが、何せ対象が小さいので手の震えと格闘すること90分。結構時間がかかりました。

 

ステッカーのサイズ的に1/144にも転用できるかとは思います。

 

ライフルもシールドもないのでポージングさせるには少々物足りませんが、このキット何が凄いかというとこの大きさ(小ささ)にも関わらず、稼働箇所は普通のガンプラ並にある上、ゲート処理もしっかりされていてパーツ手もぎでも何ら問題なく、その上、パーツの嵌め合いもパチパチと決まる恐ろしいほどの精度の高さで、RGやPGとは違う方向性で完成度を究極まで高めた凄い製品だということです。

 

難をいえばこんな変態的な精度の製品を安価で生産できるのはバンダイのガンプラだけで、これを機会にプラモデルに興味を持ったお子様達が勘違いしやしないか、と思うほどです。

 

一部は「子どもが作りませんでした」という理由でメルカリ等に流れているようですが、子供達がこのトライアルキットを手に取る機会があるなら、転売などせずに是非組み立ててもらい、その中で日本の工業製品のレベルの高さとこれだけのモノを作るのにどれだけの工夫や技術が必要か、ということを子供達に実感してもらうよう周りの大人には導いてもらいたいと思います。