昔から「魔改造」という言葉にとても心が惹かれるクチです。
空冷エンジンを液冷エンジンに換装したレシプロ戦闘機や旧式の車体に長尺の戦車砲を搭載し攻撃力に全振りした戦車。
最近ではロケットエンジンを搭載したロボット掃除機や、25mを高速で駆け抜けるケルベロス化した犬のおもちゃなんかにもウットリです。
自動車だとグループBと呼ばれた時代の30年以上前のラリーカーなんかがとても大好きだったりします。
基本ステイホームの令和3年のお正月。
初売りにも行かず家でスマホをダラ見していた時に、そのグループBのラリーカーがレゴとなっているのを見て購入することにしたのがこの「1985 アウディスポーツクワトロ S1」です。
レゴというのは基本直線ブロックなので曲線を多用した最近の車はモデルに向いていません。
大人向けの数万円するようなモデルであれば別ですが、お手軽に買える価格帯のモデルではいろいろ頑張った感は見えるものの、若干無理筋なところを感じることもあるのですが、今回購入したモデルは30年以上前の車両がベースともあって、直線バキバキのデザイン、魔改造の映えるフェンダーやウイングもうまく表現されています。
実車はこんな感じ。
ココを見て欲しい、というアピールポイントを感じるパッケージです。
中身はこんな感じで組みたては簡単です。
難儀するのがこのシール類でキッチリ貼ろうとするとそこそこ神経を使います。
私はこの類のステッカーはいつもカッターナイフの先を使って貼ることにしています。
袋の1番目だけでここまで仕上がります。
2つめの袋で完成。あとはタイヤを取り付けるだけ。
ボンネットとリアの赤灰黒パーツはプリントです。
余った部品はこんな感じです。
完成画像です。
リアからの雰囲気も良く出ています。
実車はこんな感じです。
レゴということを考えるとリア周りの角度が芸術的。
フロントのライトは外すことも可能。
慣れた人なら前年度モデルも作ることもできそう。
普通のレゴ車と比べるとやや大きいかもしれません。
このレゴのモデルとなったアウディの1985モデルは1983年、1984年はチャンピオンとなったものの、1984年の終盤から登場したプジョーの新型に対抗するためにこんな魔改造を施されることとなったのですが、残念ながら見かけほどの戦績は残すことができませんでした。
ですがその登場に至る経緯は最終改造を施された決戦仕様的な想いを感じる事ができることから、今でも人気のあるラリーカーの一つとなっています。
とはいえ数ある名車の中から、それも30年以上前のラリーカーを商品のモデルに選定するとはレゴ本社にこの車両に対してよっぽどの思い入れがあった人がいたのでしょう。
この「1985 アウディスポーツクワトロ S1」はそういった思い入れ、こだわりが十二分に伝わってくる名作だと思いますが、残念ながらこの商品の発売は2020年の1月なので、1年たった今ではおそらく在庫限りになっている状態かと思います。
レゴは欲しい時に買え(すぐに廃版になるので)という言葉があります。
気になった人はすぐに買いにいくのが賢明だと思います。















