近鉄特急ひのとりで名古屋に行ってきました。(2) | 1971年からの地図

1971年からの地図

見たもの聞いたもの感じたものについて、とりあえずざっくりと説明するブログです。守備範囲はやや広め。

近鉄特急ひのとりで名古屋に着いた後、トヨタ博物館に向かいました。

独身の時バイクで来て以来の20年ぶりくらいになると思います。

 

そこにどうしても見たい車があったので。

 

 

最寄り駅の芸大通り前からは歩いてすぐのところにあります、が電車で行く人はほとんどないと思われ。

入口ではソーシャルディスタンス確保のもと、消毒・検温が義務付けられていて、そこで問題ない人のみが入場できるしくみとなっていました。さすが世界のトヨタです。

 

丁度昼前だったので中の食堂で昼食をとることにしました。

 

 

広々とした窓際の席でいい感じです。

注文したのはこのレストランがオススメとしている「トヨタ博物館カレー」

 

 

驚いたのがそのランチョンマットで、現在特別展示されているトヨタ4500GTのもの。

印刷も結構お金かかっている感じで、この車と展示をトヨタがいかに大事にしているか、という気概が伝わってきました。

 

写真は大盛(forムスコ氏)

 

味はというと、真面目に作ったカレー、という感じでちゃんとしたものでした。

スパイシー&パンチがある感じでは無いので、その辺を期待すると肩透かしを食らうかもなのですが、トヨタ博物館でトヨタおすすめのカレーはこの味だ!と思うと是非食べておくべきだと思います。

 

 

エントランス入ってすぐにはトヨタ1号車が、ここから全ては始まった、という象徴的モデルです。

 

 

順路通り進むと最初にダイムラー初号機が展示されています。

 

後ろからも見れるのが博物館の良いところです。

 

ここから自動車の歴史を追っかけていくという構成になっています。

 

 

以前来た時にはあまり印象になかったのですが、試行錯誤の歴史、と言った感じでここを抑えるだけでも結構な時間がかかります。

 

 

例えばこの自動車は世界発の電気自動車だそうですが

 

 

一方蒸気自動車というのもまだあったりします。

 

 

この車はロールスロイス、今のより高級・迫力があります。

動く宮殿・寺社仏閣といった佇まいです。

 

 

アメリカ大統領専用車なんかがあってこんなの良く入手できたよね、って感じです。

そして今回一番見たかったのがこのドラージュD8。

 

 

 

 

この世で一番美しい乗り物ではないかと思えるこのデザインが80年前のものとは驚きです。

前回見て一番インパクトがあったこのD8、また観にこようと思ってから20年かかりました。

次に来るのはまた20年後か。

 

 

アメリカが戦後こんなの作っている頃日本では・・・

 

 

こんな車両が・・・・。評判はイマイチだったようですが、重量なんと150kg。

今でも電気とかでイケそうな感じです。

 

 

有名なミゼットも同じ時代の車両です。

一方欧州の自動車大国、ドイツ・イタリアはというとこんな感じ。

負ける戦争はやっちゃあいけないな、と実感できます。

 

 

 

 

とはいってもポルシェやベンツはこんなのを作ってる訳で一概には言えませんが。

 

 

 

 

 

トヨタもちゃんとクラウンを作ってるわけだし。

 

 

一方アメリカはこんな方面に行ってしまいます。

 

 

この時代以降はいろんなイベントなどで見る車が多かったりしますが、こんな初代カローラなんかはやはりこういったメーカー系博物館でしか見れません。私の幼少時家にあったのはこのタイプだったこともあって、注目してしまいます。

 

 

 

車の名前を覚えたてのころ(4歳ごろ)のあこがれの車もありました。

刷り込みなのか何なのか、今でもゲームでは優先的に使ってしまいます。

 

 

 

 

トヨタの象徴2000GTの展示もありました。

 

 

 

レクサスLFAも実物は(地元で)見たことはないので良かったです。

 

 

その昔スーパーカーブームというのがありまして、その時人気を集めていたのがカウンタックとこのフェラーリ512BB。20年前の記憶が定かでないのですが、その時見てなければこれが生まれて初めて見た512BB。興味ない人には何のこっちゃなのですが。

 

 

あらかた展示車を見た後は文化館へ。ここもあんまり見た記憶が・・・

 

 

この日の展示は「30年前の未来の車」。30年前のコンセプトカーを今見てみよう、という企画です。

 

 

 

ガスタービン自動車なんてのもありました。
 

 

トヨタ4500GTと共に、当時のコンセプトなどが展示されています。

画像では見ずらいのですが、カーナビやエコカーなど今現在普通に使われている技術が書かれていて、実現できた未来、という感じでなかなか面白いです。

 

 

良かったのは当時を思い起こさせるパネル展示とともに、BGMが80~90年の洋楽となっていて、あああの時あんなでこんな感じだったなあ、と思い起こさせる展示でとても良いものでした。

 

 

 

常設展もいろいろ面白いモノがあって、例えばミニカーで進化を1年単位!で展示していたり。

 

 

 

車の文化に関してプラモデルやゲームの展示まであったりして、車にあまり興味が無い人でも、ああこんなのあったな、と思えるような構成になっています。

ちなみにゲームの箇所にはPS4はありましたがXBOX無かったです・・・・やっぱりね。

 

 

ミュージアムショップは特別ココにしかない、というのはそんなになかったのですが、トヨタ博物館カレーのパッケージはなかなか捻りが効いてて面白かったです。

まあ昼に食べたので買いませんでしたが。

 

image

 

image

 

 

さりげなくレゴで作られたトヨタ博物館もあって、なかなかよくできていました。

ちゃんとリニモも再現されていてレゴ好きも見どころ多いジオラマでした。

 

 

 

 

さあ、次に行こうと出口に向かうと、スズキ・マツダが100周年ということで特別展示がありました。

このあたりはガチでメーカー本社あたりに行かないと見る事はできません、貴重だと思います。

 

 

外に出ると愛知万博で使用されていたバスもありました。

走れるなら乗ってみたいなあ、と思いつつ次の目的地に向かいます。

 

つづく