３０代の５年間くらいかな。
海の船釣りにハマっていて、
アルバイトの人を雇って店番してもらって、
釣りに行ってました（自由だな！幸せだろ！）
その時、ほとんどが、千葉県の内房の、富浦って地区で、
仕立て船で釣りしていました。
仕立て船とは、船を貸切る！（リッチじゃん！）
リッチと思う？思うよね。でも、
実は、４人で貸切れば、4人で1人あたり7000円。
7000円～。高くはできません（夢グループか！DVD）
乗合船でももっと高いよ。
乗合船とは、様々な人達が一緒に乗る。
私はこれが嫌い。
なぜか？
近いんですよ。隣が。両隣。
まあ、平日の水曜とかなら空いてるのかな～。
隣近いと、お祭りしちゃう（めでてーな）
めでたい話ではない。
業界用語で、おまつりとは、
相手と自分で、仕掛けをからませてしまう。
これ。
ほどくの大変。時間かかる。下手したら切るしかない！
損害。そしてまた仕掛けを出して取り付ける。
それが嫌。
それが二回三回なったら？
相手のせいだったら、キレる。
自分のせいだったら、申し訳ない気持ち。
というのがある。
そして自由もきかない。
仕立て船なら、我々に希望通り、動いてくれる。
舟の移動。違う釣りをしたいとか。自由。
時間も7時間くらい出来る。
どうですか？
安いんですよ。4人集まれば。
それを今回は2人で行ってきました。
貸し切り2人。
広い。
まあお金は、11500円かな。一人あたり。
それでも安いと思うけど。
で、なぜ、11年ぶりに？釣り？
GWに私のお店で仲間と飲み会をした。
その時、3人で飲んでたんだけど、
最後の方に、1人寝出した。寝てる。
で、私ともう一人で会話してたら、
やたら、釣りを誘ってくる。
まあ、毎回だけどね。
その仲間は、私が辞めてた11年間、
ずっと釣りを継続している。
ベテラン。
その前から釣りしてるから船の。20年選手だ。
で、なぜか、私も乗ってしまった。
これは、2年前にゴルフを始め、
体力もついてきた。
そろそろ控えめな人生からの脱却。したい。
入院が多かったし。体調不良も多かった。
そこから抜けたい。
ゴルフで体力付いた。
よし！
今だ！
と思ったんだろう（自分の事だろ！？だろうて！）
即、２１：５０だったけど、船長に電話した。
（寝てる時間だろ！）
電話に出た。
「11年ぶりです。埼玉の細井です。お久しぶりです」
で、
なんだかんだ話したが、予約できたこと、予約日、
しかわからない。
今、何が釣れているのか、どんな海の状況か。
わからない。
そう！
千葉と言えども、方言が強い！
６０パーくらいの理解度。
でも、予約日さえわかれば何とかなる。
24日に決定して、それ以外はだいたいで。
翌日から、11年ぶりの竿、リール、道具を出す。
よし！
使えそうだ。
しかし、ライフジャケットが必要だ。
調べた。
今はライフジャケット着用義務がある。
付けなくてはいけない（１１年前もだよ！）
色々買った。
出費きついが、楽しい。
そして当日（長い長い２週間だった）
遠足の日まで長い小学校の頃。
待ち遠しい。あの感覚（単純）
前日までに餌を買う。
解凍したいから。
で朝１；３０集合で（朝か？夜だろ！寝る頃）
４：１０到着。
準備してると、船が到着。
というか、この港は、我々以外いなかったのに、
車がそれなりに止まっている。人がいる！
え？
１１年経った今、混んでいる。人気が出てる。
まあ良い事だろう。私いなかったし。仕方ない。
（混んで欲しくないのかよ！居心地よくコスパいい居酒屋くらい）
１１年ぶりに船長と軽い会話。
で乗船。
前日買っていたオキアミ３ｋｇ。
解凍されていない！！
１１～１５年前のダイワのクーラーボックス！！
強力だな！
出航。
このダイワのボックス。ぱっかん？で名前だっけ？
この中に仕掛けとか道具が入っている。玉手箱だ。
１５年前に買ってる。浦島太郎だ！（どういう事？）
まだまだ使えそうだ。しっかりした作りだ。
船長の話だと、真鯛の乗っ込みは、今年厳しいらしい。
前半はよかったようだ。後半の今、
止まっている。来てないと！（便秘か！）
※乗っ込みとは？
この時期、真鯛の産卵期で、
活性がいい。釣れやすい。フィーバー状態だ。
このカモメ？
こいつら、１１年前はこんな近くに来てなかった。
距離取っていた。
しかし、こいつら、近すぎるくらい近い。
好意すら感じる。
船長が追い払っていたけど。鵜飼いみたいだった。
このカモメが後に、、、、。
最初の一匹目は仲間が釣っていた。イサキだった。
次に私。
サバだった。重い。引きもいい。デカかった。
その後、
前半最後に、三段引きがあった（真鯛がやる動作）
「おお～、真鯛だよ！」
私が知らせる。
巻いてきて海面まで来たら、横に走り出す。
サバ確定だった。
あれ？
三段引きしてたぞ？
陸上がって最後の話だけど、船長の言葉。
「最近サバが真鯛の動きするんだよ。だますんだよ最近」
と。
不思議な話をしていた。あるんだな～。経験したばかりだし。
なんだろ。進化か？マネが進化なのか？鯛への憧れだろう。
で、なんだかんだ、釣って行って、
一枚小さいけどタイを釣った。誰も観ていない！！！
引っこ抜いたから。
本来は、真鯛だったら、本命なので、大物なので、
たも（あみ）で、すくいあげる。
が、小さかったし、次も次も釣れると思うし、
急いでたから。引っこ抜いた。
だから誰も観ていない。
で、
突然仲間が、お祭りだ！
と。
そう！
先ほど説明した。お祭り。
相手と自分が、糸をからませる。
お祭りだ！と言い出した！
だから、
ゆるめてくれと。
張っていた糸を。
ゆるめる。
もっと！
もっと！もっと！
うるせーな！こいつ！と思ったが、
緩ませ続けた。
なんかおかしい。
お祭りなのか？これ？
すると、
「あ、違った！」
と、
そいつ！
そいつ！
おいおい！
私は、糸ゆるませ、ゆるませたから、、、、。
根がかりした。
真鯛で、天秤で、ビシで！！
普通真鯛で根がかりなんてないのに。
天秤とビシとかは仕掛けのことです。
おいおい！
根がかりかよ！
仕掛け高いんだぞ！
４千円位する。
諦めかけたその時、
船長が来て、何とか救ってくれた。
ありがたい。さすがプロだ。
で、この原因。
その彼は（一緒に乗った仲間）
カモメを海中で釣ってたようだ！
ウルトラCだろ！
どんな確立だよ！凄すぎる！
意味ないけど。
そこから、思い出した。
そう言えば、このもう一人来てる仲間。
こんな感じだったよ。負の奇跡を起こすで有名だった。
長ぐつ忘れたり、違う日は、リール忘れたり。
ずっと一人で一人祭りして釣りしてなかったり。
６０ｍの棚で釣りするときに、
５０ｍの糸しか巻いてこなかったり。終了だよ。
この日も、
ライフジャケット持ってこない。
氷持ってきてない。おいおい！３０度だぞ！
２０年前のクーラーボックスらしいし。腐ってるよ魚。
あ～。これね。懐かしい。こうだったよ。負の奇跡。
この日は、もうずっと足引っ張られてた。邪魔されてました。
もう１回、祭られて。
私の新品のPEと言われる糸から、切る羽目に。
もちろん仕掛けやおもりもなくす。
で、コマセ真鯛の地域なのに、
テンヤ真鯛やりだすし。
違う釣り方は無理。
そして、テンヤ真鯛は、地面をトントン、させる。
そのトントンが、このコマセ真鯛地域では御法度。
真鯛が逃げる。繊細だから。
そのテンヤ真鯛地区ならＯｋだけど。
それを知らない。そして調子に乗っている。
俺はテンヤ真鯛もやってきてるんだぜ！
上級者レベルだぜ！２０年選手のベテランだぜ。
電動リールで一本出しといて、テンヤ真鯛でもう一本。
すげーだろ的に。
しかしそれは無知だ。ここは真鯛が逃げる地区です。
そのせいで釣れない。私も釣れなくなる。同じ船だから。
彼は２０年選手のベテランだけど。
船長は仕立て船だし、もともと優しいから、
なんでもＯＫだ。
このただでさえ厳しい時に、
２０年選手のベテランに、足を引っ張られての釣り。
まあ、悪気はないからね。天然でこんな感じだから。
仕方ない。悪気はない。わざとじゃないから。
２０年選手のベテランだけど！
ＹｏｕＴｕｂｅで観てもらいたい！負の奇跡を。
で、次のヒラメの釣りに行く前に、
餌を釣る。
エサは、イワシ。
イワシを釣る。
これも大変だ。
大量な方だったけど、サビキで、コマセいれて。
というか、コマセ巻いても良かった。
海面まであがってきてた。
しかし、サビキと言う仕掛けは、
７本くらいハリがある。その扱い。
急いでるし。次から次に釣らないと。
からませてしまった。次の新品の仕掛けを出す。
大変だな～。イワシも生きたまま、なるべく触らないで、
いけすに入れる。これ大変。
そうしてると、フと思った。
これって仲間につらせて、自分は、
手を抜いてたらよくない？悪魔のささやき。
しかし！
天然君（２０年選手のベテラン）
全然釣れてない。
おいおい！
ダメだこりゃ。
私がやるしかない！
てんで、必死で釣っていた。
合計９０匹くらい釣ったかな？
死んでるのもあるし。いけすで。
で、真鯛を少しやってから、
ヒラメへ。後半戦だ！
一投目、いきなり来た！！！
しかし、新しく買ったリール。
ドラグがよくわからない。どれくらいにしてればいいか。
船長が言う。
「ドラグゆるめて」
ゆるめた。
したら巻いても巻いても、糸が巻けてない。
拮抗状態。
ドラグとは、多少ゆるめておいた方が、
魚がかかった時、ばらさない確率が高くなる。
魚かかると、引っ張られる。
そのテンションが、多少、魚よりの方がいい。
ドラグきつくしてると。0にしてると、切れてしまう。
仕掛けが切れたり、ハリから魚が逃げたり。
難しい。
とこに来て、新品のリール。
11年ぶりの釣り。
仕掛けが切れてしまった。
40号の重りも。
一番引きが凄かった。
真鯛の領域ではなかったので、サバではない。
おそらく念願のヒラメだっただろう。
舟の下に行かれて、糸が切れた。
心も切れた。
こんなショボい結果に終わった。
テストの点見られているようで恥ずかしい。
貴重な真鯛を小さいのに、刺身で。
出刃包丁と、柳葉包丁を、
１週間前に研いでいたのは、内緒だ！
普通の三特包丁で捌いた。
私が頑張らないといけなかった、
餌のイワシ。
から揚げにした。
一番うまかった。
このために頑張ったんだな～。
自分に返ってくるんだな。
終わり。
翌日下半身の筋肉痛と戦う。
１１年間のブランク。
自分に返ってくるんだな。