昨夕の雷雨は物凄いものだった。過去10年さかのぼっても、ここまですごい雷雨は無かった。

 

12時過ぎにはあちらこちらに積乱雲が見え始め、この時に既に平素ならば積乱雲ができはじめる場所ではないところまで積乱雲ができはじめていた。やがていよいよ雷雨が始まる16時か16時30分頃、上空には真っ黒な雲が低空まで覆っており [ 竜巻が発生しないだろうか? ] と感じたほどだった。

 

この時、その場所から100~200mほどの高さから、横から見るようにして黒雲を見た場合には、昨年か一昨年に見た [ ゆっくりと回転しているロート型(じょうご型あるいは味噌汁椀の底部分型)の積乱雲の底部分 ] が再び観察できたはずだ。いつか機会に恵まれた時には、この様子を動画撮影して残したいと考えている。

 

直後からは、前が見えないほどの水しぶきを伴う豪雨と強風が襲った。同時に過去に経験がないほどの落雷の連発に大変に驚いた。強い落雷の激しい連発が続き、そのうちの何発かは至近弾が落下してきて炸裂たかような物凄さだった。とくに私の自動車には誘導雷を含む落雷の影響は無かったが、アマチュア無線のアンテナを自動車のルーフトップ(天井部分)に取り付けている関係で私の車には落雷しやすい事が考えられるので、今後は少々注意を要する。

 

過去に乗っていた車では純正カーナビ取り付け場所に無線機を設置していたので、手が届くため雷雨の中を走る場合にはすぐに無線機から同軸ケーブルと電源コードを取り外せたが、現在の車では純正カーナビを取り付けているため無線機は座席下に設置してあり、雷雨だからといって簡単に同軸ケーブルと電源コードを取り外せない場所だ。

 

ならば [ カーナビを取り外して無線機をそこへ設置 ] するのかといっても、既に純正カーナビの存在に慣れ親しんでいるためこれを変更する事はしたくない。車内空間に余裕がある3ナンバー車ではないが、何とか工夫して雷雨時には即座に同軸ケーブルと電源コードを取り外せる場所に無線機を移設したいものだ。

 

この無線機の移設作業は煩わしくて面倒だが、その煩わしさが楽しみでもある。・・・とは言うものの、本当に煩わしい(涙)。

こんな投稿文を書きながら、ふと思いついたのが [ 冬季のほか雷雨時期にもハンディ無線機を使う ] という事だ。車載型無線機(通称 モービル機)であるがゆえに設置場所に制限があるので、雷雨による落雷の危険がある時期にはハンディ無線機に乗せ換えてドリンクホルダーへ入れておけばよい。これならば簡単に手が届くので、雷雨時には同軸ケーブルと電源コードを即座に取り外して無線機を護る事が可能だ。

 

・・・ところが問題は [ 無線アンテナ ] にも存在する。避雷針のごとく細長く立ったものに落雷しやすい傾向があるので、金属ピアノ線でできたアンテナには条件が揃うととても落雷しやすい。加えて私の車はハイブリッド車だ。無線アンテナへ落雷しようものならば、落雷の強力な高電圧と大電流によって現在の車ゆえにあちこちに装備されているセンサー等が故障するだろうし、ハイブリッドシステムが故障してしまう可能性を否定できない。

 

とくに激しい雷雨・落雷が予想される今日・明日は、危険な時間帯に走行する場合にはあらかじめ無線アンテナを取り外して走行するとしよう。

・・・とうとうこんなところにも地球温暖化の影響が出てきたようだ。