台風の影響からか大雨になった昨日未明からの降雨。乾燥し切っていた庭の土は、この大雨で一気に湿気を帯びた。

 

そうしたところ、仕掛けておいたナメクジトラップを確認・回収しに早朝に庭へ出て行くと、蘭棚の上のあちこちにナメクジの姿があった。庭にある大岩の表面にも 15㎝~20㎝ の間隔で幼ナメクジが闊歩していた。春からトラップを使ったナメクジ駆除で充分に駆除できていたと考えていたのだが甘かったようだ。

 

15㎝~20㎝ に1匹の密度というものは物凄い生息密度で、これでは

[ ナメクジトラップに効果は無いのか?]
と感じてしまう。これまで乾燥しきっていた庭ゆえにナメクジの活動が弱く、そのためトラップにかからなかっただけかもしれないが。

 

それにしても猛烈なナメクジ量に驚いた。いずれも幼ナメクジなので、今春に卵から孵化した幼ナメクジである。あまりに多過ぎるナメクジの闊歩を目の当たりにし、私はトラップ数を増加せた。

 

私が作り使用しているナメクジトラップは、穀物粉による餌にメタアルデヒドを毒として練り込んである市販薬(毒餌)へ、私が酒粕を添加している。ところが雑食性であるナメクジには、同種のナメクジでありながらこのナメクジトラップには誘引されてこない肉食を優先する個体が半数ほどいるだろうか。毒餌ナメクジトラップへかかったナメクジを取り出して捨てておくと、肉食優先のナメクジがやって来て共食いしている姿を頻繁に見かけるので、今後は毒餌ナメクジトラップに [ 死亡した小さなナメクジ2匹ほど ] を入れて肉食優先のナメクジ個体も合わせて誘引捕獲することにした。