写真は上段にいる成蜂の様子。昨秋には飼育群の中で最小群だったが、それゆえに昨秋に体調を崩してダニ駆除作業にあたれなかった私であっても容易に手入れができダニをコントロールできたため写真のようにとても健康に育っている。しかしながら本来の例年通りの私の飼育群であれば、既に王台を作って自然分蜂が始まっている時期だ。体調が悪い場合にはやりようが無いが、[ 自身の健康を維持して蜂群管理を徹底する事が西洋蜜蜂養蜂にとって大切である ] と実体験をもって学んだ。

 

そんな蜂群から引き抜いた巣枠である。あちこちに穴が開いているが、これは前回の手入れ時に有蓋雄蜂児を切除した痕跡。写真中央の穴には既に雄蜂児生産用の新巣が作られている。卵も既に入っているので、14日後までにおこなう次回の有蓋雄蜂児切除の際にこの新巣を切除し、このトラップに [ ダニがたった1匹入っているかどうか ] という神経質なまでの北信一刀流ダニ駆除法をシーズン終了まで続けてゆく。

 

情報によれば韓国養蜂業界においてダニが猛威をふるって、多くの養蜂家の蜂群が全滅状態とお聞きした。ならば韓国でも [ 北信一刀流ダニ駆除法 ] [ 付随するコツ ] を取り入れてゆくようにしないと、現在の日本の養蜂事情と同様にダニ駆除剤だけに頼った西洋蜜蜂養蜂ではダニに対応できなくなる。

 

ちなみに北信一刀流ダニ駆除法は [ ミツバチヘギイタダニの繁殖方法を利用して構築したダニ駆除法 ] なので、このダニが繁殖方法を変化させたり、幼ダニ時の体型の変化という進化を獲得するまで北信一刀流ダニ駆除法から逃れることは決してできない。よって [ ミツバチヘギイタダニの駆除法としては世界最強・史上最強のダニ駆除法 ] となっている。

 

有蓋雄蜂児を切除するために内検を進めているところ。巣箱を2段のままで、しかも巣枠も満載に入れて越冬させていたとしても、春からの建勢時には蜂群規模の成長と共に自然に育児圏は広がってゆく。ちなみにこの蜂群は昨秋には最小群の [ 1段巣箱の4枚群 ] だった。それゆえにアレチウリの貯蜜も大量に溜め込めなかったので、周辺の他の蜂群から合計で 13~14枚ほどの貯蜜巣枠を抜き取ってきて継箱をして1段目の隙間と2段目へ入れてそのまま放置・越冬させておいた。昨冬からの越冬中には冬囲いをせず、冬囲いは2月下旬か3月に入ってからしたと思う。

 

こちらの蜂群は、昨秋には2段満群の大きな蜂群だったもの。それゆえに体調不良の私にはダニ管理ができずこの蜂群は痛手を負った。よって 4月20日の内検では、蜂児巣盤はこの1枚のみ隣にあった産卵だけの巣盤まで含めても2枚分の蜂児しかいない。一度はこの蜂群を処分しようと考えた事もあったが、2月か3月になって冬囲いをした事で、ごく小群でありながらとても健康に育児が進み、何とかここまで建勢してきた。このまま建勢が進んでもう少し大きな蜂群になってくれば、今度は北信一刀流ダニ駆除法が使用可能になるので、その時に薬剤耐性ダニを一掃できる。現在の蜂群規模では北信一刀流ダニ駆除法は極めて使いにくい

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冬用タイヤから夏用タイヤへ履き替えてしばらく経つ現在、ホイールのナットの締め込みが甘い場合にはタイヤが外れる事故が起きてくる時期である。閲覧者の皆さん、ぜひ自身の自動車のタイヤホイールのナットの締め込みを確認しましょう。ホイールナットの締め込み確認・増し締めがご自身でできない人は、ガソリンスタンドや自動車修理工場へお願いすると、10分とかからずナットの締め込み作業は完了する。大抵は5分間ほどの作業なので、大型連休のお出かけ前までに、ぜひタイヤホイールナットの締め込みを確認してほしい。もちろん、同時にタイヤ空気圧もチェックして欲しい。