昨日はお盆の過ごし方をブログに書いたのですが、実家に帰る前に
私には終わらせたいことがありました
今年１月２９日のブログに書いたのですが、
書家の柳田泰山先生のお教室におじゃました時に、先生は写経をされていました。
先生に「私も写経すごく好きなんです！」と伝えると、
「今年１００枚書くことになっているんだよ
」と…。
「えっ、１００枚ですか
」と同時に私も書きたいという気持ちが沸きました。
ということで、この日から今年中に写経１００枚を書くことを
今年の目標にすることにしたのでした
この時期は、新型コロナがこんなに問題になることも想像していなかったのですが
この目標があったので自粛期間中も「写経」が私の生活を助けてくれました。
一枚目を書いたのが、1月2３日だったのですがこの時はまだ今年１００枚も
書き上げるとは思っておりませんでした
私の場合、幼い時から「毎日頑張る！」のような目標を立てがちで
真面目な性格（←自分で言ってごめんなさい）のせいで、
1日でもさぼってしまうと自己嫌悪に陥り続けることを辞めてしまっていたので、
今回は「写経出来る時に書く！」という目標にしました。
生活していると、仕事が入ることもあれば、旅行など家を空けることもあるわけで
少し曖昧な目標にしておいたので達成出来たのかなと思っています
写経は、毎年の書き初めで書いていたり、写経のお稽古で教える時に書いてみたり…
思い返すとここまでストイックに写経したのは個展の時以来でした
正直、100枚の写経を終えて、思っていたよりも達成感はありませんでした
でも、やはり面白い気づきがありました。
１枚目と100枚目の文字は全く違うし、
一気に書き上げることが出来る時とそうでない時の気持ちの違いや、
途中からは自分の中でのテーマを決めて書くということをしてみたりするこが
出来たことは今後の自分の血や肉になってくれるんじゃないかという
期待のようなものを感じることが出来ました
そして、このブログを美味しい珈琲とケーキを食べながら書いていいて
ひらめいたのですが、今年中に写経で作品を作ろうと思いました
どんな作品にしようかな
calligrapher SAORI ohyama
