昨日は大学時代の同級生で同じ師匠の元で
書を学んでいる友人と一緒に
大学の先輩である中澤希水さんの個展に伺いました。
目黒に住んでいながら一度も行ったことがなかった「八雲茶寮」さん。
すごく素敵な空間にテンションがあがりました![]()
窓から見える景色はまるで絵画です。
そんな素敵な空間に先輩の作品は展示されています。
この、作品も店内に飾ると
こんな感じです。
書の難しいところは、やはり「文字」がその時点で
「その意味を発信してしまうとろころです。」
今回は抽象画として、作品を制作されていました。
書家が抽象画を書くというのは、勇気がいることだと思っています。
だって、「これって、書じゃなくない?」って言われかねないからです。
でも、「書」って奥が深くて
墨の色・濃淡・にじみ具合や紙の質感など、
追求すると本当に研究対象になるくらいなんですよね。
そして、必然なのか偶然なのか自分でも分からないような
面白いものが出来上がるときがあるんですよね。
それって、書家として日々、文房四宝と向き合うから生まれると
思っています。
だから、こういった表現を見て頂くのも書の楽しみ方の一つだと
思っています。
あっ、もちろん、文字を書くことはないがしろにしては
いけないと思っていますよ!
書家は基本、一人での活動するものだと思っていますが
仲間の存在は自分を高めてくれるものだと
本当にこの数年で気づきました。
これからも、そばにいてくれる仲間を大切に
書の勉強をしていこうと思っています。
calligraphera SAORI ohyama![]()




