本来無一物

見えない力はきっとある

昨日はいいお天気でしたね。



朝から家族の病院の付き添いでしたが

合間にいつもの神社にお礼を伝えにいくと

とっても紅葉が綺麗でした

何度もなんどもくじけそうになって

(というか、くじけてしまったけれど)

それでも、「きっと大丈夫！」と思い直して

日々を過ごしていたこの１年。

見えない力が後押ししてくれました


家族の病気は現状維持ではありますが

治療法があまりにも少ないので

次から投与する薬が身体に合うのかが心配。

でも、

きっと良い方向に働いてくれると信じて

私に今出来ることをしようと思っています。



そして、夜は楽しみにしている

茶道のお稽古に行ってきました。



一つひとつ覚えて行く茶道の所作と

先生からいただく知識がいつも楽しみです。


昨日は、初めましての生徒さんがいらっしゃったので

復習がメインでしたが

お手前の手順をスムーズに出来たときは

自分でも心地の良さがあるのに気づきました。

まだまだ素人なのでこの先、もっとしっかり

覚えられたらもっともっと心地の良さを感じることでしょう。


昨日、先生がご用意してくださった言葉は

「本来無一物」
→物事は全て本来「空」であるから
　執着するべきものは何一つない。

先生曰く、

今年もあと少し。

「嫌なこともあったかもしれないけれど

それにとらわれずに心機一転新しい年を迎えてください。」

とのことでした


この日の私にとてもピッタリのお言葉だなって

思いました。

お稽古のあとに、お会いした方との関係然り。

これからまた新しいお付き合いのカタチが

あるはずだと思えることができました。


今日は一日、調べ物だったりで時間が

あっという間に過ぎてしまいました


明日も良い一日になりますように


書家　SAORI