戦後70年、見て良かったお芝居です

昨日は、書家の先輩である中澤希水さんの奥様

熊谷真実さんが出演されている

井上ひさしさん作「マンザナ、わが町」を

観劇させていただきました音譜

集合写真

井上ひさしさんの本は

若い頃に読んだりしていたので

今回、希水先輩にお声をかけていただき

ぜひ観に行きたいと思っていました。

奥様の真実さんの舞台も初めてだったので

とっても楽しみで待っている日々が

常にワクワクでした音譜


内容は真珠湾攻撃後の日系アメリカ人に対する

「排日」の日々を収容所に強制収容された女性達の

お話・・・。


内容もさることながら、

一番心に刺さったのは

このお芝居を見た後に

私の前にいらっしゃったお客様が

「私、カルフォルニアに住んでいたことがあったから

何だか感慨深いよ~」って涙を流していたことでした。


戦争とはその国やその人種、民族それぞれの

主張が複雑に交差しているのは頭では分かっていても

実際、このような状況になった時に

自分はどのように生きていきたいのか?

自分はどのように生きていかなければいけないのか?

冷静に考えられるのか疑問に思います。


私は今世を日本人として生きていて、

有り難いことに現段階では

戦争とは無縁の生活を過ごしています。


このような重いテーマを

笑いと言葉のセンス、素晴らしい演出、

そして出演者の高度な演技で

楽しませてくれる舞台でした。


真実さんのお仕事されている姿を目の前にして

本当に憧れましたキラキラ

とってもキラキラしていらっしゃったなラブラブ


私も人を感動させられるお仕事がしたいと思いました。

舞台が終わった後に、

真実さんがくださった梨園染めの手ぬぐい♡

手ぬぐい

大切に使わせていただきます。


今日が千秋楽になります。

もし、当日券がありましたらぜひ観劇ください。

ポスター

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書家 SAORI