オリンピック選手は、毎日何時間も厳しいトレーニングを積んで
やっと非凡なレベルに到達します。
同じことが、書道家にもいえると思います。
私は幸せなことに、筆を持つことが仕事なので
日々、書く時間が確保できています。
書く内容は日によって違いますが、
やはり、忘れてはいけないのが「臨書」です。
今、書いているのは「粘葉本和漢朗詠集」です。
見開き分を書くのは、案外大変なんです![]()
でも、私は「臨書」することが好きです。
お手本となる、原本と同じように書けたとき、
「見る目が養えてきているな」と実感できるからです。
それでも、慢心せずに師匠にも見ていただきます。
芸術には完璧がないので、
突き詰めていくと面白いですよね。
書道家 SAORI

