漫画【呪術廻戦】が、ラストバトル戦で人気が失速した理由。 | マンガ、アニメ、映画などの研究と考察。

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大人気漫画【呪術廻戦】が、つまらないとネットで言われるようになった理由の考察。

現在、2024年7月14日、呪術廻戦は虎杖悠仁たちと両面スクナとのラストバトル戦の真っ最中である。

本来ならバトル漫画は、ラストバトル戦が一番人気が上がり、ネット上でも評価が上がる野だが、鬼滅の刃と違い呪術廻戦は人気が低迷して、評価が下がっている。もちろん、それでも他のバトル漫画と比べると秀作であるが、今回は「最近、呪術廻戦がつまらない」とネットで批判されている理由について考察をしようと思う。

 

つまらなくなった理由

 

1,両面スクナとのラストバトル戦にむけて、一ヶ月の準備期間があったのに虎杖悠仁たちが、無策であった事。

2,なぜかタイマン勝負ばかりになり、それが延々と繰り返される。

3,イヌマキの言霊の能力と、弁護士日車の能力を併用し、なおかつ全員で一斉に攻撃すれば、どう考えても両面スクナに最小限の犠牲で勝てるのにしなかった事。

4,鬼滅の刃と違い、なぜ虎杖悠仁たち正義の味方達が一斉攻撃をしないのかの説明がない。

 

この四つが大きいだろう。もちろん呪術廻戦は名作であるし、歴史に残るバトル漫画である。現在のラストバトル戦も五条悟と両面スクナとのバトルまでは歴史上最高傑作の一つだった。

また、現段階でもネットで誹謗中傷される程の駄作ではない。十分、読み応えがある名作だと私は擁護した。

惜しいのは、週間連載であり、やはりラストバトル戦の構想を練る時間が少なかった体制にこそ問題がある。

 

鬼滅の刃は単純に刀で無惨を殺害する、という攻撃だけを繰り返せば良いが、呪術廻戦の場合は術式の説明や運用など作者の負担が鬼滅の刃よりも遙かに重い。

その点を考えてあまり作者や作品対する中傷は控えて欲しいのが筆者の願いである。

呪術廻戦の作者はまさに「脳が焼き切れる」ような状態で執筆をしていだろう。

批判には手加減をしてあげてほしい。