ゴールデンウイークは地元の兵庫県に帰っていました。行きは千歳空港からスカイマークで神戸空港まで、帰りはANAで伊丹空港から新千歳空港までを利用しました。

 

実はクリニック開業の事業承継のため現院長と面談を目的に帰りました。クリニックの場所は大阪です。現院長は胃カメラを行っておらず、新しく胃カメラを始めたいと思いましたが場所の問題から難しそうです。

 

新規開業の場合、自分でクリニックの内部動線を考えて作ることができます。 しかし事業承継ではすでにある診療所を引き継ぐので診療内容の変更と共に内部動線を新たにつくるのは大変です。

 

また海に近く、南海トラフ地震を考えるとリスクが高いと考えました。今回のクリニックは買い取ることをやめました。

 

現在、業者と別の医療法人について交渉中です。7月に別のクリニックの院長と面談をする予定です。業者からは現院長の経営状態の説明を受けました。また現院長は胃カメラを行っているのでそのまま継続することが出来そうです。

兵庫県の自宅から少し遠いのが難点ですが、その他の条件はとても充実しています。訪問診療も積極的に行っていきたいと思っています。デジタルトランスフォーメーション(DX)も医療業界では新たに認可されています。

コロナウイルスによる感染予防の観点からオンライン診療が普及され始めており導入を考えています。

 

同僚から開業にあたっては「どんな理念をもって開業するか」が重要だと言われました。「病気を見つけて治療することは当然ですが、それだけが医療の目的ではない」と考えています。高度医療の対象とならない高齢者への方針を本人・家族とともに考えていくということを大事にしたいと思っています。

 

場所が決まれば開業に向けてさらに準備を進めていく予定です。