ジル・ビルヌーブサーキット
全長4,361㎞を70周、305,270㎞で争います。
前戦のモナコが荒れ荒れだったスタートでしたが、
このカナダは静かなスタート、全車無事に第一コーナーを
駆け抜けていきました。
アロンソ、セブが途中タイヤ交換に入って、ハミルトンがTOPに立ちます。
可夢偉5番手、ペレス6番手走行・・・・
でしたが、2人で作戦が違っていて、可夢偉は赤いラインの
スーパーソフトタイヤ(SS)でスタート。
ペレスは黄色いラインのソフトタイヤ(S)スタートでした。
SSは13周のライフ、Sはなんと45周のライフがあるとデータがでていました。
で、可夢偉は少し粘って25周にタイヤ交換、11番手でコース復帰しました。
ザウバーチームは1ピット作戦ですので、この黄色いソフトタイヤで最後まで
走り切ります。
しかし、復帰した所が悪く、ディレスタの後ろになってしまい、
結果的に、なかなかペースを上げられませんでした。
一方ペレスは、持ちがよかったソフトタイヤで粘り、
42周にタイヤ交換。
スーパーソフトに履き替えます。これで残り28周いきます。
原因は
なんとDRS装置の不具合でリヤのウィングが開いたままの状態になってしまい
走行不可能となりリタイヤです。
マイケル・・・最近マシントラブルばっかりで運がない・・・・
この故障だって、ウィングが閉じたまま動かなくなったのなら、まだ
コースに復帰出来ますが、開いたままではダウンフォースが無くなり、
映像の様にコース外に飛びだしてしまいます。
あ~~・・・・マジに残念・・・
で、ハミルトンは、タイヤ交換で14秒差あったアロンソ、セブとの差が
わずか4周で4秒以上詰めてきました。
これはアロンソ、セブ共、ハミルトンがタイヤ交換した際に15秒の差を
つけないと、自身タイヤ交換したあと、ハミルトンの前でコース復帰
出来ない可能性があり、2人ともソフトタイヤの持ちを信じ、賭けに出て
1ストップ作戦に切り替えました。
セブのタイヤの寿命があからさまに出て、あっさり抜き去ります。
もう寿命のきたタイヤでTOPを走っていたアロンソも
ハミルトンはDRSを使わずしてDRSゾーンで抜き去ります。
このカナダはタイヤ作戦を間違うと、こうなってしまうんですね・・・・
これで7戦で7人の優勝者が誕生しました。
今期はまだ連勝がありません!
2位はグロージャン、3位は2回目の表彰台のペレスでした。
最後、タイヤが持たずピットインし、なんとか回復。アロンソを抜き4位でした。
5位は作戦失敗のアロンソ。あ~~~~~・・・・・作戦が・・・残念。
6位、ロズベルグ。マイケルと違ってトラブル、少ないよね。
7位、ウェバー。セブの走りと比べると、もうチョイがんばれるんじゃないかと。
8位、キミ。グロージャンが2位だから、キミとしては悔しい事でしょう。
9位、可夢偉。ディレスタにつかまらなければなぁ~~・・・・
10位、マッサ。今のマッサでTOP10入りは、すごいかも。
11位、ディレスタ。
12位、ヒュルケンベルグ。
13位以下は画像の通りです。
ここカナダでは優勝も数回あるマイケルのリタイヤは
やっぱもったいなかったなぁ~~・・・・
20時50分からです。
バレンシアもココと同じように、市街地コースです。
ストップ&ゴーで、低速が得意の
レッドブルがやはり上位に来そうです。
フェラーリも作戦さえ失敗しなかったら、表彰台に上がれた可能性があるだけに
ヨーロッパGPも期待しちゃいます。
可夢偉もペレスに2回も先に表彰台、行かれちゃってるからね、
そろそろ~なんて思っちゃいますね!
2週間後ですね!
ってかもう、次は第8戦なんだね・・・・なんか早い