休日の日、ある喫茶店に出かけたときのこと。
珈琲とココアを一つずつ頼んだ。
今度の同盟契約について話し合いをツナと共にしていたのだが、
あいつが口元が寂しいと呟いていたのでケーキを頼んでやった訳だ。


「ん!何この味っ…」


いきなり大きな声を出した。
元から大きな瞳をクリクリ輝かせて言う。


「何だ、不味いのか。」


そう俺が疑問符を付けずに問うと、ブンブンと首を左右に振った。
まあ顔を見れば不味くないのは一瞬で分かるけれど。


「もの凄く美味しい!!!」


俺にそれだけを伝えると、またフォークでケーキを頬張る。
ケーキ一つじゃ満足できなかったのか、店員を呼び団子を頼んだ。
支払いするのは俺だぞ。


「おいおい、まだ頼むのかよ」


「しょうがないだろう?こんな美味しいケーキ初めて食べたよ。」


それ程まで美味しいのか食べていない俺には分からない。
店員が運んできた団子を取り一番上のピンク色の部分を口に含んだ。
またも瞳を輝かせる。
団子を口に頬張っている所為か、片方の頬が丸く膨らんでいる。


「な、何だよ…人の顔見て笑って」


ツナはムスっと脹れる。
いつの間にか自分が笑っている事に気が付き更に可笑しくなった。


「いや、お前の団子頬張る姿がどうも可愛らしくてな。」


そう本当のことを言ってやると、ツナは俺から目を逸らした。
最後の一つを飲み込むと、傍に在った水を一気に飲み乾す。
するとツナは俺に向かってこう言った。


「もうリボーンの前でデザートは食べない。」


理由はイマイチ分からないが、可愛いと言われ男のプライドが傷ついたのだろう。
そんなツナの機嫌を直してやる為に、俺は先程とは全く逆のことをする。


「おい、口の横にクリーム付いてるぞ」


そう真剣な顔で言うと、ツナは慌てて口元を触る。
正面に座るツナの腕を引いた。
突然の事で驚いたのか、一瞬にして力の抜けた体を引き寄せる。


「んっ……」



口と口が触れ合うだけのキスをする。
そうするとツナは、機嫌が直るどころか恥ずかしがって此方を向かなくなった。


「クリームなんて付く訳ねーだろ。お前が今食べたのは三色団子だぞ?」


俺のその言葉を聞き自棄になったのか、ツナはケーキを2つ頼みやがった。
バクバクと効果音がするほど勢い良くケーキを頬張る姿を愛しく思いながら、
俺はまた優しく微笑み掛ける。



「その顔は…ずるい!」


そうツナが頬を赤くして呟いた言葉に、少しばかり幸せを感じた。




END



今日うpしてきました



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! 微裏注意




「ん、…フっ……」


規則正しい時計の音と共に聴こえる吐息。
オレはそれを感じながら光の衣服を脱がしていく。
お互いの唇から感じられる生暖かさと唾液の味が気持ち良い。


「なぁ光…気持ち、ええか?」


そうオレが問いかけると、光は恥ずかしそうに口を噤む。
頬を少し赤らめながらチラリと此方を見る姿は誰よりも可愛い。


「んなこと、訊かんといてくださいよッ……」


光が眉間に軽く皺を寄せた。
でも嫌じゃないのは分かってる。
もう一度ゆっくりと顔を近づけ、何回も角度を変えてキスをする。
制服のボタンを外し終わると同時に唇を離した。
名残惜しそうに銀色の糸が引き、二人を繋ぐ。
光の口から垂れる唾液を舐め取ると、少しだけピクリと肩が震えた。
そんな光を見てるだけで興奮が増す。
乱れたシャツから覗く胸元の頂点を軽く指の腹で押した。


「ん、あア!?」


今まで聞いた事無いような甲高い声が出た。
声を出した本人も驚いているのか、目を丸くし口元に手を当てている。
まるで乙女だ。
これが性感帯とか言うやつなんだろう。
何だか目の前にいる光が自分の手で喘いでいると思うと嬉しくなってきてしまった。
その所為か、光の乳首を何回も撫で回す。
時折抓ってみると、鼻から抜けるような甘い声が出てくる。
完全に興奮しきったオレ。
すると段々光の目に涙が溜まって来た。
今にも泣き出しそうな目をしながら口をグッと噤む。


「ひ、光…?」


恐る恐る光の名前を呼ぶ。
その直後、光は薄く口を開いた。


「んのッ………」


「え、?」


いきなり光の口から声が発せらた。
吃驚してしまったオレは嫌な予感がし、ゆっくり後ずさりをする。



「この変態野朗がああ………!!!!!」


バコンッ!

と、大きな音がするんじゃないかと思うぐらいの勢いで殴りかかってきた。
まさか殴られると夢にも思っていなかったオレは、後ろに大きく倒れ掛かった。
光は床に落ちた自分の学ランを拾い、部屋から出て行く。
これまた大きな音が玄関からする。
オレの家を破壊する気なのか。
当のオレは呆然として部屋に立ち尽くす。


「え、」


その夜は中々眠れないまま布団に篭りきった。
明日の部活でどんな顔をすれば良いのか。
そもそも怒らせた理由は何なのか。
もう何も分からなかった。


次の日学校に行けばもう遅刻寸前で、白石からは物凄く心配された。
そんな白石を無視してオレはボーっと、しながらも自分の部屋に行く。


「謙也?大丈夫なんか?」


尚も心配してくれる友人に感動を覚えた。
オレは立ち上がり白石の手を掴む。
一瞬驚いたようだが、気を取り直し俺の目を見た。


「訊いてくれるか…?」


お、おう。と少し曖昧な返事をしたがそんな事は気にしない。
そして二人で誰にも邪魔されないであろう屋上へと向かった。
オレは涙目になりながらも白石に訳を話す。


「いきなり怒り出した…」


「おん。」


もう少しでヤれそうだった事も、
何故か光が殴っていきたことも全て。
う~んと何やら白石が唸りだす。


「謙也…それはお前が悪いなぁ。」


そう言われて思考は一旦停止した。
光の怒った原因はオレらしい。


「なあ謙也、お前光とするのは初めてなんやろ?」


オレはその言葉に頷く。
確かに初めてだ。
光とするのがオレの初体験となる訳で。


「となると、光自身そういうことするのんが初めてちゃうん?」


光もオレが初体験という事だろうか。

もしそうならばとても嬉しいのだけど。


「そう…なんかな?」


オレがそう白石に控えめな声で訊くと、たぶんな。と笑ってくれた。
なんて良い友達を持ったのだろうか。


「オレ、行って来るわ。」


授業はどうすんねんっと白石が叫んでいるが無視だ。
今頃光は教室に居る筈。
もの凄い速さで光のクラスに行ったものの、あらまなんということでしょう。


「いな、い?」


光のクラスメイトから訊けばまだ光は来ていないそうだ。
何をやっているんだあいつは。
まさか昨日の事を気にして学校に来てないんじゃ…。
そう考えるとどうしても会いたくなってしまったオレはすぐさま学校を出る。
光の家なら知っているし、今から行けば1限目の途中までには間に合う筈。
そして光の家へ向かっていたのだが、通りかかったコンビニで見つけてしまった。


「光!?」


思わず大きな声で叫んでしまったことに気付く。
慌てて口を押さえるものの、もう遅い。


「謙也さん…なんでこんなトコにおるんですか。」


それはコッチの台詞だが。
とり合えず近寄ってくる光に謝らなければ。


「あ、えーと…お前はなんでコンビニにおるん?」


「善哉買うて来ただけですけど。」


善哉を買うためだけに朝っぱらからコンビニに行くんかこいつ。
そんなツッコミを心の中に仕舞いながら口を開く。


「そ、その…昨日はすまんかったな。」


そうオレが勇気を出して謝ると光は驚いたのか、目を丸くした。
数秒沈黙状態になると、光は溜息を吐いた。


「ハァ……。別に、オレも恥ずかしがっとっただけですし、」


恥ずかしがってただけ。
そう訊いてホッとしたのは言うまでもない。
光は下げていた視線をチラっとオレの方に向ける。



「善哉……一緒に食べます?」


見慣れたコンビニの袋には、二人分の善哉があったんだとか。




END



明日うpする小説です。

書くのに時間かかったあ~

光は照れ隠しで謙也を殴りました。
そして最後の文は、自分が殴ってしまったお詫びに謙也の分の善哉を買っていた、
という事です。
謙也が謝りに行った理由は、初めてなのに気を使わずいろいろヤってしまった。
という罪悪感です。
意味が分からなくてすみませんww




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! 裏注意




オレの部屋に卑猥な水音が響く。
こんな事しても無駄だってことはもう分かってる。
だけど不安になってしまうから。
離れて行かないという実感がないと駄目。


「あクっ・・・・・・ふ、ん・・・!」


ねぇ、オレのこと愛してる?
そんな馬鹿げたことを訊いたって、君はちゃんと応えてくれる。
どんな方法でも返事をくれる。
少し力の入った腰が浮く。
顎に垂れる汗を拭き取ることも出来ない。


「ね、リボ…ン…?」


「っ、何だ」


オレのこと、愛してる?
何回も何回も同じ事を訊いてないと落ち着かない。
何回も何回も同じ返事をくれないと不安になる。


「何回訊くんだ、よっ」


オレの締め付けの所為か、顔をグッと歪めた。


「あ、あっ・・・・・・ん、何回も・・訊くよ」



そう何回も訊くよ。
君の嘘を永遠に。



キミの嘘が好きだった
(その嘘はまるで、)(麻薬のようだ。)

END




今日サイトの方へ更新した軽い裏小説です。

描写があまりないですねw

そしてSS…。

リボーンの嘘に気が付いているのにも関わらずそれに乗るツナたんです。



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