「ひかるー……あの雲おいしそうやない?」
「小学生かあんたは。」
昼休み屋上で光と休んでいたら、大きな雲の中に綿菓子のような美味しそうな雲を見つけた。
いや、雲は元々どれも綿菓子みたいだけど。
「冷たいなあ……少しはデレろ!!!」
「あーうるさい。」
光は知っているだろうか、どれほど俺が光のことを思っているか。
「あんな、光。俺光の思っとる以上にお前んこと好きなんやで。」
「……どないしたんすかいきなり。」
顔を顰めて俺を見る光をギュッと抱きしめてみる。
「きしょいっ!今のめっちゃキモかったわ!!」
「んなっ!?何やそれ!めっちゃ傷ついたわ!!」
でも気づいてる、本当は恥ずかしいんだって……俺の思い込みかもしれないけど。
いや、そんな筈はない。
「光、お前明日誕生日やな。」
「あーそうなんすか?知らんかったです。」
フと気がついたことを口に出してみた。
本当に気づかなかったのか?と思ったけどそんな細かいことは気にしないでおこう。
「誕生日プレゼント何が欲しい?」
「べつに……いつも通り謙也さんと過ごせれば俺はそれで充分ですわ。」
「何やそれええぇ!!!可愛すぎるやろお!」
あまりの衝撃に再び抱きついたが光は俺を拒まない。
恥ずかしがってない内に匂いとか嗅いどこう……って、俺は変態か。
「光、このまま二人でサボろか……?」
「べつにいいですけど。」
「え、いいんかいな。」
確認を取ったところで二人で寝たりでもしてようかな。
「よし!じゃあ寝るでえっ!!」
「ほなもう寝ますわ。」
ゴロンと光は左向きに寝転がってしまったので後ろから抱きつくように寝転がった。
光の腹回りに左腕を回すと、ギュッと俺の手のひらを握ってくれる。そんな光が愛おしい。
「大好きやでっ……」
屋上ででも寝てようか
(少しこの体制は恥ずかしいんやけど、サボれたんやしラッキーや)
(何で笑っとんのや光……)
サイトのほうでのリクエスト作品\^q^/
ほのぼのということでしたけど、絶対に満足されてないないであろう作品