「書いて欲しかった」は

「書きたかった」という
自分自身の願いでもあったと思う。





そして、
書きたかったのは、



色々あったんだと単に書きたかったわけではなく、






それでも、書きたかったのは、

それでも、「共に生きている」と
感じていたから。







1対1の関わりならば、
とても楽しかった。





ただ、
出会った頃の初めは特に、
その人の中で、ブログやカウンセリングで出会った人との肉体関係を
動画に納めるコレクター的な要素があり





ある意味、実験的に

その人の他に、元々地元に大切な人がいるわたしは
“この子には、自分とも関係を持ちながらも、他の女性との関係も全部話してみよう”

その人の中でそんな立ち位置となった。





それは、後々わかったことだったけれど。




“色んな関係を知らない人”

“ほぼ全ての関係を知る人”





その“ほぼ全ての関係を知る人”に位置する

感情が揺れ動くわたしを見て


「女の子に、他の女性との関係を話すのは失敗だな、と分かった。
もう、話さないようにする」




そう言ったのは、
短い間でも、
色んな話しを知った後で





当然、知ってしまったら
知る前には戻れない。






それでも、
良くも悪くも、
その人に限らず
ただ目の前のその人を見たり感じたりしてしまうわたしは、

本気で切り捨てるということが、
簡単には出来なかった。







本質も
して来たことも
どっちも知っているからこそ、
何度も心が揺れ動いた。








それでも、
1対1だけで見ると




大好きだったし


周りのことを知れば憎さが生まれても





色々ひっくるめて






それでも、共に生きていると感じていたから


それでも、わたしの中に愛があったから






書きたかったんだと思う。








5年越しの願いや想いかな。


書くと
少しずつ、
少しずつ、

体から
わたしから

離れて行く。






わたしの経験や
わたしの欠片は
無くならなくても。