９日目
８日目に尿管カテーテルが抜けたので、シャワー許可が出たようです。
お湯がかからないように、テープで保護してのシャワーです。
シャンプーをしサッパリしたと喜んでいました。
食事も食べられる量が増えてきたため
トントン拍子に 点滴も、終了。
身軽になりました。
これで、母から出ているドレーンは全て無くなりました。
そして、ついに 抜糸も完了！
点滴跡の内出血は、恐ろしいくらい…
真っ黒・・・
点滴が漏れた跡が
凄いことになっとる…
でも色の割に、痛くはないみたいです。
母の部屋を出ると大きな窓がありドクターヘリが見えます。
ばばばばばば・・・
と、プロペラの大きな音で、出動がわかるので慌ててスマホを取りに行ってる間に
もういない…早っ
あっというまに言ってしまったので写真はありません
夕方になれば、夕陽が見える
キレイな夕陽も、病院で見ると 複雑な気分になることもありました。
その時の体調によって気分は左右されます。
歩けるようになった母と眺めながら
３年前、私が入院した時に一緒に夕陽を見ながら話したことを思い出し
今回は立場が逆だね。なんて話したり…
点滴が外れると、痛み止めの薬は飲み薬と変わりました。
が、これがあまり効かないようです。
９日目にして今更のようにぶり返す痛みに耐える姿が可哀想。
とはいえ、点滴が外れたことでそろそろ 退院の話が・・・
ということで、ブログとしては９日目までの記録ですが、残りの４日間は リハビリ程度。
ご報告
母、退院しました。
ブログは、９日目ですが、この後、１３日目で退院しました。
退院の日の空
とても綺麗でした。
先生は、後２週間くらい。なんて冗談言ってたけど、
早く帰りたい母。
帰ってきました。
退院後の次の診察で、手術で摘出した臓器と腫瘍の病理検査結果がわかるので、
その結果次第で、抗がん剤治療の有無が決定します。
まだまだ気の抜けない日々が続きますが、一旦、母は、我が家での生活に戻ることができました。
病院のベッドは、電動で起こしたり、高さを変えたり出来る優れものベッド
家ではそうはいかず、横になるのも悪戦苦闘…
でも、自分が帰る。って言ったから頑張らないとね！
家事全般、入浴から、寝かせてもらうまでの介助を要しますが 父の腕の見せ所
夫婦二人三脚、頑張ってもらいます。
私は、毎日の連絡は欠かさずに見守ります。
実は、ウチの母、サイボーグなんです(((;◔ᴗ◔;)))
と言うのは、私が中学の時 母は心臓の手術をしました。
当時の手術は、腹腔鏡手術ではなく開胸手術
鎖骨の間から胃の上までザックリ切開した傷跡があります。
温泉なんて入ったら、殆どの人が二度見するレベル。
でも、本人は ケロイド化した傷跡のことを、ONE PIECEのルフィーかゾロみたいでしょ…なんて冗談言ってる母です。
その他
私を出産したのは帝王切開。
盲腸の跡もあったり…
何度か繰り返したカテーテル…
今年６月には心臓の手術を腹腔鏡で手術しています。
切って切って、バージョンアップされて生きている母、周りからサイボーグ。と呼ばれています。
今回の手術が過去最強に辛かったと語る母。
母、73歳。
この歳で、これ以上、辛い想いをしなくて済みますように…