後少しの時間で完成させる事が出来るのか?
開封してみました。
主要ランナーは2枚。
先日、HGナイチンゲールが再販されていましたので購入しました。
(もうだいぶ行き渡ったのでしょうか。)
箱を開けてカブトガニか?と勘違いするパーツの大きさに驚いたばかりなので何となく小ぶりに感じました。
パーツ数が少ないのも癒しです。
ジオング。
何やら良い予感がします。
コチラのキットは弟が当時製作したものの、確か未完に終わっていたように記憶していますが、私は初めての製作となります。
頭は大きく、スカートは小さいように見えますが十分、格好良いです。
これで600円・・・・。
金属シャフトやベースまで入っています。
こんな事を申し上げたら怒られるかもですが、定価を値上げしてプレバンで良いので旧キット全般がもっと気軽に購入出来たら良いなぁと地方民の私は自分勝手に思うのです。
多くの先人達がこのキットを格好良く仕上げています。
そんな作例達をみると、多くの方々がスカートを広げる改修を行っています。
うーん・・・私には無理ですね(笑)。
いつか挑戦したいと思います。
今回の課題を設定画を見ながらまとめておきます。
①フォルムを好みに。
スカートのボリュームが上半身のバランスに対し、貧弱に感じました。
頭部、肩、胴体部分のボリュームを減らし、好みのバランスに仕上げたいです。
頭部の位置を下げ、肩の取付位置ももう少し上げたいです。
②不気味な感じに。
頭部のモノアイを立体的にするのにも挑戦します。
また、指も作り直して、もう少し表情を付けたいですね。
③ディテールアップ&アクションベース接続
RGジオングとは異なる雰囲気を大切にします。
ちなみに私はRGジオングのスカートの分割には否定的です。
今回は設定画準拠とせず、自分の好み全開でディテールをガチャガチャさせたいです。
まずは胴体部分を分割しました。
胴体を分割し、スカートと胴体の一部を最初接着しました。
胴体の腰部分の合わせ目、何よりスカートとの接着強度が非常に大切で補強も必要な箇所だと仮組みをして感じました。
ディスプレイをする事を考えると、各部位の連結を行う改修においてあまり重く出来ないです。いくら軽量タイプのエポパテを使用するからと言っても機体バランスからすると出来るだけモナカのまま製作した方が良さそうです。
当該キットは「塗装後に接着」では無く、炎の塗り分けを要する事になりそうです。
腰を少し延長させようかな。
私なりにこのキット最大の弱点は頭部と首元の接続部分の造形だと思っています。
首元はキットがかなり大雑把な造形であり、マッタリとしているのでせめて別パーツに見えるようにと切り離しました。
そして幅詰め。
煽り角度から見た時のバランスは良いのですが、他から見るとかなり違和感を感じる位大きいので胴体他部分とは別にかなり幅を詰めました。
補強はかなり雑ですが、ヤスリがけするハードな作業に耐える為には下準備がとても重要です。
さてさて頭部です。
まずは下準備。
まずはアンテナ部分を前後切り取り、後程、再利用します。
次に口部分を丁寧に切り取り、コチラも後程、再接着をします。
ちなみに私はエナメル割りをせず、ケガキ針で何度もカットしたい所をなぞり、デザインナイフで切り離す事が多いです。
スジ掘りの練習にもなるので私には時間がかかるこの方法がちょうど良いです。
バラバラの状態で頭部内側の本来シャフトを受ける板状の部分や、首回りを削り取り、モノアイレールを開口しました。
そして真っ二つにカットして、接着面で合計約2mm幅を詰めました。
このやり方はざく太郎氏の過去の作例に倣いました。
いつも有難いです。
また、不気味な雰囲気を演出する為にモノアイレールを狭くしてみました。
口も少し奥へ再接着しました。
プラバンでモノアイガードを曲げて接着しました。
面長な感じがジオングらしいイメージです。
もう少し頬から後頭部にかけて形状を検討します。
次はボリュームを調整したい胸部です。
内側をプラバンにて補強しておきます。
結局、接着面で約7mm、真ん中で約3mm前後の幅を詰めました。
コレも大変でした。
さて、幅詰めを行った結果、胴体部分の連結が出来なくなりましたので、コチラも幅詰めし、少し寸詰まりな印象でしたのでほんの少し延長しました。
頭部からスカートに至るまで思いのほか大改修となってしまいました。
腕に移ります。
指を切断しました。
画的にイマイチなので写真は止めておきます。
指はどうしようか検討中です。
作り直した方が良いとは思うのですが、キットを出来るだけ使用したいとも思っています。
おおっ!
やっぱり前傾姿勢がジオングには似合いそうです。
また、現行MGやHGにはない造形がここにありました。
楕円形のモールドを接続ロールに捉え、慎重にカットしました。
私はアルミ線にて接続しますのでプラ角材を仕込むだけです。
関節を仕込んだ所であまり動きそうにもありません。
肩アーマーは前述の通り幅詰めを行っています。
やはり強度が落ちるのでプラバンで補強しました。
ちなみにダボ穴には余ったアルミ線を仕込み多少なりとも強度確保しました。
肩をこの軸へ後ハメする予定です。
とりあえず後は接着剤の乾燥を待ちます。
その他に出来る事は・・・
完成写真で気になっていた胸スラスター(?)。
このスラスターが長いのもジオングの特徴ですが、右のノーマルは長過ぎのように感じました。
少し角度を付けてパーツの長さを調整します。
ただ4個同じサイズにするには精神的労力を要します(笑)。
最後はスカート内部です。
パーツを切り刻み、幅詰めばかりで疲れましたので気分転換を兼ねて工作しました。
切った貼ったよりも旧キットのパーツを出来るだけ用いてディテールアップするのは面白いです。
お金もかからないですし。
この光景を見る事がありませんでした。
設定画に準ずるのであれば当然このままでよろしいかと存じます。
この単純なパーツ構成で具現化されたジオン軍のラスボスです。
塗装を施せば見違えるのでしょう。
せっかくなのでスカート内部をもう少し、立体的にしたいと思います。
ついでにアクションベースへも連結させたいのでどうするのか検討しました。
ジャンクパーツを用いてまずはキットのバーニアをスカートから少しはみ出るように取付位置を上げ底し、ランナーを動力パイプにみたてて、昨今の設定画のようにしました。
アクションベースへの連結もバッチリ!!
(アクションベース2他1/144スケール推奨のベースは頼りないので1を使用しました。)
悩み。
・・・スカートの外側にスジ彫りしたら全身にやらないといけないしと悩みます。
迫力ある、不気味なジオングを!
果たして年内に完成させる事が出来るのか?
皆さんに素敵な週末が訪れていますように。