食品添加物セミナーとスイーツ教室のご案内 2021年11月9日(火)

 

 食品の原材料表示を見て食品添加物が書いてあれば避けられます。無添加食品や原材料表示に食品添加物が書いていなくても、表示義務のない食品添加物や食品添加物に指定されていない隠れ添加物が数種類から数十種類使われていることがあります。

 また、酵母エキスやタンパク加水分解物など、食材ではなく食品添加物のようなもので食品添加物に指定されていないものがあります。

 

 内容の項目:無添加食品に使われている隠れ食品添加物/天然添加物に使われている化学物質/食品添加物に使われている添加剤/酵母エキスは化学調味料の類似品/飲み放題コーヒーの食品添加物/ご飯にも食品添加物が使われている/遺伝子組み換え微生物が作る食品添加物

 

食品添加物の着色料の実験を行います

 

スイーツのデモンストレーションと試食

甘酒/生チョコレート/生キャラメル/シャーベット/コーヒーゼリー/揚げおかき

 

コーヒーゼリーの寒天

 寒天は無添加の自然食だと思っている人が多いようですが、たとえ無漂白寒天でも表示義務がない硫酸などの添加物が使われています。

 そもそも寒天は江戸時代の17世紀中ごろ、京都伏見の旅館の主人、美濃屋太郎左衛門がところてんの食べ残りを冬の寒い日に外においていたところ寒天になった、といわれています。

 以前は、天草に水とお酢を加え寒天液を抽出していました。しかし、最近ではほとんどのメーカーが硫酸で寒天液を抽出しています。また、漂白剤や変色防止剤を使用することがあります。

 これらの添加物を一切使用していない寒天を探しましたが、見つかりませんでした。無漂白寒天でも漂白剤は使っていなくても硫酸だけは使っていました。硫酸を使うとお酢を使うより寒天液がたくさん取れるからです。お酢で寒天を作っていただきたいと多くのメーカーにお願いしましたが、生産量が減ってしまう、と言って作ってくれませんでした。

 そこで、天草を購入して自分で作ってみました。圧力鍋に天草と水とお酢を入れ寒天液を抽出し、冷凍庫で凍らせてから天日干しにして完全無添加の寒天を作ってみました。その手作り寒天でコーヒーゼリーを作ってみるとゼラチンのような滑らかさで大変美味しくできました。

 この寒天を養老ビバレッジの勝原さんに使っていただきました。美味しさに感動していただき2014年8月から完全無添加寒天の共同開発を始めました。試行錯誤を何度も繰り返して、ようやく2015年10月に完成し「フレーク寒天」の商品名で販売を開始しました。

 甘酒は天然菌米麴と水で炊飯器の保温機能を使い作ります。

生チョコレートはカカオマスとカカオバターとオーガニックシュガーと生クリームで作ります。

生キャラメルは生クリームとオーガニックシュガーで作ります。

揚げおかきは自然栽培の生地を圧搾絞りの菜種油で揚げて作ります。

 

■講師:三好基晴 三好純子

■日時:2021年11月9日(火) 10:00~12:00 

■受講料:3300円(税込) 

受講後のランチを希望される方は事前にお申し込みください。追加1000円(税込)です。

■定員:12名

■会場:みんなのSea-Side(Be-Side内 藤沢市鵠沼海岸5-13-29)

■申し込み: みんなのSea-Side  担当/飯野智子

電話:09073990738 メール:minnanoseaside117@gmail.com