坂克彦内野手が1日、大阪市内の病院で検査を受けて『右手人さし指の末節骨骨折』と診断された。3月30日のウエスタン・広島戦(鳴尾浜)の試合前練習中に負傷。
四回の守備から途中交代していた。
低めへの投球を課題にマウンドに登ったメッセンジャーだったが、気持ちとは裏腹にことごとく球が浮いてしまう。
最速147キロと調子は悪くなかったが、三回に1点を失うと、五回に悪夢が待っていた。
先頭打者から3連打を浴び、4人目でようやくアウトを奪うも、今度は四球を挟んで5連打。
なんとか2死までこぎ着けたところで目安の100球を超え、2番手・藤原にマウンドを譲った。
4回2/3を12安打8失点。無残な結果が残ったが、ロッカーに引き揚げてきた右腕は、顔を隠しておどける余裕を見せた。
2度の開幕延期で調整登板が続く。心配してしまうほどのめった打ちの真相は、抑え込んでいた気持ちの緩みが表面化してしまったためのようだ。
すでに開幕ローテに内定しているだけに、4・12を照準に気持ちを高めてくれると信じたい。
右肩関節炎の再発でリハビリを続けていた安藤優也投手が1日、育成試合のトータル阪神戦(鳴尾浜)に先発した。
昨年9月10日のウエスタン・ソフトバンク戦以来、203日ぶりの実戦は1回を4安打4失点の結果に終わったものの、収穫を口にした。
盗塁に捕手原口の悪送球が重なって1死三塁。続く藤長の打球が三塁前で大きく跳ねる内野安打となり先制された。
さらに1点を追加されると、2死からは三塁線の打球を穴田が捕球できず、左翼線安打となり2失点。
不運な形での失点となったが、復帰への第一関門をクリアしたことで、今後の調整も幅が広がる。
今後は患部の状態を見極めながら、ブルペンでの球数や、試合でのイニングを伸ばしていく。
5月中の1軍復帰をメドに、リハビリを続けていく。
和田豊打撃コーチが1日、今季の“実戦”で好調を維持する林威助外野手を、桧山、関本とともに代打の切り札に指名した。
ここ5試合で8打数5安打と絶好調をアピールし、30日の中日戦でも代打で三塁打を放った。
今年も代打勢は桧山、関本の両輪が軸になると見られていたが、3枚目の“切り札”として左の長距離砲を指名した。
2日の横浜戦からDHを使わず、投手が打席に立つため代打起用が増えてくる。
和田コーチは本番を想定して、3枚のカードを切っていくつもりだ。それぞれタイプが違う代打三銃士が、ゲーム終盤でここぞの働きを魅せてくれるはずだ。