ホテルにチェックインを済ませたあと、私はハノイの街を歩いて探索しに出かけました。

 

もう夕方の4時くらいになっていたので、だんだん薄暗くなってくる時間でした。

 

一番最初に驚いたのは、道路を渡る時の怖さ・・・!

 

これは、事前に少しだけ情報を調べた時に、どのベトナム旅行者も口を揃えて言ってたことでしたが、

 

本当に道路を渡るのは命懸けでした。

 

横断歩道というものがほとんどなく、あったとしても信号を無視してひっきりなしにバイクが行き交っています。

 

コツは、「ドライバーと目を合わせて堂々と渡ること」らしいのですが、

 

怖くてできません(笑)

 

でも、進まなければ、街を見ることはできない。

 

私は、地元のおばちゃんがどうしているかをつぶさに観察しました。

 

 

なるほど、誰も走っていない!

 

本当に、堂々と、ゆっくりと、車やバイクの間を上手にすり抜けて、勢いよく突っ込んでくるバイクには手でスピードを落とすようにサインして渡っていました。

 

見よう見まねで、道路を渡ってみると、意外と渡れることがわかりました。

 

自信を得た私は、それから2時間の散歩の中で何度も大きい道路、小さい道路共に道を渡ることに挑戦し、

 

その日の散歩が終わる頃には「ベトナムの道を渡るマスター」といっても過言ではないほどに道を渡ることが上達しました。笑

 

ただ1回、自分がどこをあるていてるのか知りたくて手元のスマホでGoogleマップを見ながら渡ってしまった時、

 

道路を渡り切る最後の最後でバイクと衝突しそうになって「Oi oi oi oi oi!!!」と怒られてしまいました。

 

油断は禁物、ですね。

 

 

 

 

さて、2時間ほどハノイの街を探索しました。

 

道端にはいろんなお店があり、タイヤ屋さんやきれいに色づけられた花のお店、レストランやココナッツ売りのおじさん、

 

歩道に飼われている鶏などをみながら歩きました。

 

 

日本にはこの活気、ないよなぁ、みんなきれいに、道路と店の中が分離されてしまって、

 

中に入らないと何も見えなかったり。

 

と、しばらくその雰囲気を楽しみました。

 

でも、だんだんとその喧騒や、ひっきりなしに道路で鳴らされるクラクションの音に、疲れて眩暈がしてきました。

 

お腹が空いたので、今日の探索は終わり!と、Uターンしたすぐそこに、地元のフォーのお店がありました。

 

ハノイの本場のフォーなら食べてみたいな、と、店に入り、鶏肉のフォー・ガーとビールを注文しました。

 

フォーの値段は250円くらい、ビールも100円くらいで、今日の晩御飯は350円かぁ、安いなぁと思いました。

 

出されたフォーのスープは、レモングラスがしっかり聞いて、本当に美味しかったです。

 

 

 

 

ライムや唐辛子もたくさん添えられて、それを絞ったりいれたりして汗をかく美味しさでした。

 

一人なので、だれにもこの美味しさを共有できないことが惜しい!

 

今度は絶対夫やこどもたちと来たい・・・、と切に思いながら、フォーをいただきました。

 

ベトナムの屋台の料理はお腹を壊す、という事前情報もありましたが、このお店は見たところ比較的きれいで、

 

今回のベトナムの旅で私はお腹を壊したことは一度もありませんでした。

 

フォーのお店を後にし、ホテルまで帰る帰り道、いくつかのお土産屋さんで子どもたちのために可愛いクラフトの雑貨を購入し、ホテルに戻りました。

 

ハノイの探索は2時間でも、情報量が多く結構疲れました。

 

ホテルに戻ってシャワーを浴び、明日からの旅に備えて眠りにつきました。

 

ホテルは静かで、エアコンの効きも良く、本当に快適に眠ることができました。