息子の中学のPTA役員のくじ引きで、


はずれくじを引いて役員になってしまった私。


PTA役員とかほんと嫌だなぁ


夜出て行かないといけないし…


と思っていたんですが


家庭教育委員というものになり、今年は4年ぶりにPTAで合唱をするということになりました。


そこで、投票で選ばれた曲が嵐の「カイト」🪁


カイトなんて知らなかったし、


嵐にもほんと興味なかったのですが、


1回目の練習で歌ってみたら、ヤバっ。


あれっ、涙が出てきちゃう。


恥ずかしくて必死に涙を堪えて歌っていました。


カイトって凧のカイトで(皆知ってるよね)


嵐が東京オリンピックの開会式で無観客で歌ってたらしいんですね(どこまで無知なんだと思いますが、テレビを見ていないので本当に知らなかったのです。)


みんなこんないい歌聞いてたんだ〜 笑


と、今更ながらに思いました。


もちろん、なんとなくメロディは耳にしたことはあったけど、歌詞までははっきり注意して聞いていませんでした。


誰の作曲なんだろう、と思ったら、米津玄師さん、、そりゃ〜いいわ。


さすがだわ。米津さん。


なんて時代の空気を反映しているんだろう、彼は。


そして優しい。






少し前に、8才の娘が、初めての子ばかりいる場所に行って、その場所に行くのをとても楽しみにしていたので、一日楽しく遊ぶのかと思いきや、「怖い〜!」と言って泣き出して、すぐに帰ることになったことがありました。


その時は、せっかくきたのに帰るなんて


とか


私も他に予定があったので


帰るなら娘を連れて帰るためにその予定をキャンセルしなければならず


本当に残念でしたが


後から


娘は、知らない子ばかりいる場所で、自分が受け入れられるかの確証が持てず、怖かったんだなぁ


安心が欲しかったんだなぁ


だから、初めての場所にいるよりも


私という母親の、安心や温もりが必要だったんだな


と思いました。


こんな私でも、そうやって誰か(我が子)のホームになれているんだな、と思いました。



また別の日、私自身、少しだけ働き始めた職場で、


ある日突然寂しさに襲われ


泣きたくなりました。


私、こんなに知らない人たちばかりに囲まれて


やりたくもない作業して


なんてがんばってるんだろう。


ほんとは家に帰りたーい、


家で安心してゆっくり、ゴロゴロしていたい。



これは、本音ですが


大人になると、そんなの仕事だし


誰でもやってるし


当たり前じゃん、と大人の私が一刀両断しますよね 笑


でも、私だってほっとできる ホームにかえりたい


そして、子どもたちがいつだって戻って来れるあたたかいホームとしての存在でありたい


カイトがいつでもその糸のつながった先まで


戻ってこれるように


そしてまた、高く高く飛び立てるように






PTAのお父さんお母さんたちも、知らない人がほとんどで


だけど、お互い中学生の、親ってだけの繋がりで


こんな風に集まって一緒に歌えるって


ちょっといいじゃん。



と思えた夜でした。



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