最初、私がNVCのワークショップを受けたり、なにかのセッションでミーティングに入る時、
ちょっとだけびっくりしたことがあったんですね。
(Zoomでのオンラインミーティングです)
何人かの人数で同じ画面に入ってミーティングをするのですが、
ミーティング中に、だれかがお茶を飲んでいたり。
ぽりぽりとお菓子を食べていたり。
伸びをしていたり。
画面からいなくなってたり 笑 ←耳だけ聞いててすぐ戻ってくるんだけどね
他のセッションの時では顔が映りたくないから耳だけで参加したり、と、とにかく自由なんです。
私たちは、子どもの頃から、ミーティングといえば、お菓子なんか食べてないでしっかり真剣に画面を(先生の方を)みて聞きなさいよ、
とか、画面から出ないようにちゃんと正面にいなさいよ、
とか、とにかく「ちゃんとしていなさいよ」と教育されてきたじゃないですか・・・笑
だから、最初、本当に拍子抜けしてしまいました。
もちろん、参加者がどんなふうであれ、ミーティングやワークショップは深く熱く進んでいきましたし、
佳境に入る頃にはみんな自然と画面に静かに集中してちゃんとつながっているのです。
もう一つ、そうやって他の参加者が「無防備」であることで、こちらも緊張が緩んで話せることがある、という側面もあります。
NVCが、「ニーズを満たす」と言っていることのうちには、心や感情のニーズはもちろんだけど、
私たちは体をもっていて、その体をもってしてすべての感覚を享受しているのだから、
当然体のニーズも満たす、ということも大事にしています。
水
食べ物
温度
とかね。
だからNVCに関する、またはその界隈のミーティングの時は、
体のニーズが満たされることもちゃんと担保された状態ではじまっていく、というのが、
とても気楽で、安心で、大好きです 笑
こういう場だからこそ、安心して、話せること、もあります。
わたしがNVCのすきなところは
こうやってジャッジ(判断)が主眼にないところです。
わたしはなにを大切にしたいのか、
あなたはなにを大切にしたいのか、
その中間点でどこに折り合いをつければ、お互いの人生がより豊かになるのか。
そんなところに主眼があるのが、もう本当に、平和で、好きなのです。
わたしはNVCを知って実践を深めている途上の者です。
何かを書くなら「ちゃんと書かなければならない」という気持ちも生まれなくはなかったけど、
大好きなことを経験とともに気楽に書いてみたい、方を優先して書いてみました。
もし興味のある方はNVCの本や、さまざまなテーマのワークショップも開催されていますので、
ぜひ覗いてみてください。
私のおすすめはこちら。すばらしいファシリテーターの方に巡り会えたと思っています。
書籍は、こちら