私は3人の子どもを出産し、育てています。
2022年1月現在で、11歳(男)、6歳(女)、2歳(男)の3人の子育て中。
長男と長女は、それぞれ別々の助産院、次男はレディースクリニックなる普通の産院で出産しました。
三種三様、毎回全然違いました。
初めての長男の出産の時、まず、なぜ助産院で産もうと思ったかと言うと、
のんびりしていて普通の産院ではもう受け付けてもらえなかった、と言うのが一つと、
自然な分娩で有名な愛知県岡崎市の吉村医院の医院長の吉村先生の本を読んだことがきっかけでした。
吉村先生の考えでは、妊娠・出産は病気ではないのだから医療行為の介入は最悪の場合の最低限を除きしないこと。
できるかぎり母体と赤ちゃんの産む力・生まれてくる力に任せてその力を引き出すような妊娠生活を送る(運動する)ことを促す。
そうして生まれる時、「男で医師の自分には何もできることはない、ただただ畏敬の念をいだいて眺めているばかりである。」
と書かれており、そんなお産に憧れ、また、周囲でそのようなお産を選ぶ友人も多かったため、
自然に私自身も助産院での出産を希望しました。
最初は吉村医院で出産できたら、とも思って見に行かせてもらったのですが、もう妊娠前から予約をするひとが全国から殺到するらしく、(逆にいうとそのようなことを尊重して産める産院がとても少ないということです)
私のようなのんびりものには全くもって入る隙がなく、
それでも同じような考え方で出産を手伝ってくれる素晴らしい岐阜県の各務原市にある「ゆりかご助産院」の赤塚先生という方をご紹介いただき、そこで出産することができました。
少し遠方だったこともあり、検診には毎回夫に同伴してもらい、出産も立ち会ってもらいました。
初めての妊娠・出産でも、ゆりかご助産院の赤塚先生は、いつも「どーん」と構えて「大丈夫!」と勇気づけてくださり、
不安どころか我が子に会えるのがとても楽しみ、な、妊娠生活を送ることができました。
出産の話は続きます。