ちょっとまえに画像整理をしていた時のことです。アスランとカガリの関係は、一体いつミネルバクルーたちにバレたのか?という検索ワードがあったのを思い出しました。それについて書いていきます。ここは好きな場面でもあるのですよね。






二人は隠していたけれど、大人にはバレバレでしたね。だって、第1話から一貫して公式とは逆の上下関係がみて取れましたから。さらに言えば、隠しきれていないくらい距離が近すぎましたしね。グラディス艦長なんて、二人を見た瞬間に気付いたと思いますよ。



明らかに二人の関係がわかってますっていう大人二人組です。鈍そうなアーサーも気付いてしまっているくらいですから、隠しきれていないわけですよ。


では、ミネルバクルーたちは一体いつアスランとカガリの関係を知ることとなったのでしょうか?



ミネルバクルーたちの様子を見ていると、国の代表とただの護衛と認識していました。そんな彼らが、二人が国の代表とただの護衛ではないと知ることになったのは、第5話です。しかし実際は、アスランとカガリの未熟さによって皆にバレることとなってしまった、というのが実情だと言えます。



ヨウランの発言にカガリがキレた場面でのこと。アスランはカガリを制止しますが、キレたカガリは止まりません。さすがにアスランも語気が強くなります。



アスラン「いい加減にしろ!カガリ!」


国の代表を人前で思いっきり呼び捨てにしました。呼び捨てにした挙げ句、叱り飛ばしてさえいます。これには、ミネルバクルーたち全員「えっ!?」っていうリアクションをとっています。


この時のミネルバクルーたちのリアクションが良いのです。(観られる方は是非、みてみて下さい)二人が見た目の関係ではないと知り、驚いた瞬間です。Destinyはこういうリアクションを見ることがとても重要です。




そりゃビックリですよ。人前で国の代表を「カガリ」と呼び捨てにして叱り飛ばしているわけですから。カガリも逆らいませんしね。



公式には立場は国の代表であるカガリが上ですが、力関係はアスランが上であるという真逆の上下関係が露呈してしまったので、ミネルバクルーたちからはおかしな二人として映ったのは間違いありません。5話にして二人のプライベートな関係がバレてしまった瞬間です。二人は見た目の関係ではありませんよっていう。そういう「えっ!?」というリアクションです。「二人はそういう関係なの!?」っていうね。隠しきれないところが、二人の未熟さや性格(隠し事ができない)を表していると言えるかもしれません。



こういうことに疎いシンでさえ気付いてしまったのですから、国家元首とその元首を叱り飛ばすお付きの者のこの場面は、とても印象的なものに映ったことでしょうね。



他にもシンの立ち位置やミネルバクルーとの距離もわかるので、重要な場面でもありますね。



こういう関係性がわかるセリフ、リアクション、やり取りはみていて面白いです。SEEDならアスランとラクスのやり取りがとても好きです。「すみません、少し遅れました」、「あら?そうですか?」、ここ、すっごく好きなんです。一発で二人の関係性がわかりますから。Destinyなら、この5話のところです。前述しましたが、ミネルバクルーたちの「えっ!?」というリアクションがたまりません。スルーされがちかもしれませんが、しっかりみていくと面白いですよ。